新幹線3人殺傷の容疑者「社会を恨んでる 人殺す願望昔から」 JR東海社長は『手荷物検査は困難』

新幹線3人殺傷の容疑者「社会を恨んでる 人殺す願望昔から」 JR東海社長は『手荷物検査は困難』

 東海道新幹線の車内で乗客3人が死傷した事件で、殺人容疑で送検された男が「ムシャクシャして社会を恨んでる。人を殺す願望は昔からあった」と供述。一方、JR東海の金子社長が、事件の際に乗務員の取った行動について説明しました。

 13日は午後1時ごろから、殺人容疑で送検された無職・小島一朗容疑者(22)の愛知県岡崎市の自宅を、神奈川県警が家宅捜索しました。

 小島容疑者は今月9日、東海道新幹線の車内で会社員の梅田耕太郎さん(38)をナタなどで殺害した疑いがもたれています。その後の調べで小島容疑者が「ムシャクシャして社会を恨んでる。誰でもいいから殺そうと思った。人を殺す願望は昔からあった」と供述していることがわかりました。

 一方、JR東海は事件後初となる13日の定例の記者会見で、金子慎社長が小島容疑者の説得に当たった車掌長の当時の状況を明らかにしました。

JR東海・金子社長:
「車掌長ははじめ、10号車にいました。それから12号車に刃物を持った人がいるという申告があって、避難をする人とぶつかるので少し時間がかかるが到着しました。シートをもったあと近くのキャリーバッグを盾にしながら『やめてください 話は聞きますから』という声のかけ方をして、男は犯行を止めたと」

 さらに当時、乗務員が乗客に対し座席のシートを取り外し、身を守るように呼びかけていたことを明らかにしました。

 小島容疑者は今回車内にナタなどを持ち込み犯行に及んでいますが、東海道新幹線の安全対策について、金子社長は次のように話しました。

金子社長:
「手荷物検査は鉄道の利便性を著しく損なうのでこれはできない、困難と考えています。違う形で安全を確保する努力をしなくてはいけないと思っています」

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