愛知県弥富市で中古車の解体施設「ヤード」を無届で経営したとして、パキスタン国籍の男が県のヤード条例違反の疑いで書類送検されました。ヤード条例を適用した摘発は東海3県で初めてです。

(リポート)
「弥富市のヤードに、捜査員が家宅捜索に入ります」

 書類送検されたのは、法人として、あま市の自動車部品輸出会社と、その実質的経営者でパキスタン国籍の57歳の男です。

 愛知県警によりますと、男は県の公安委員会に届け出をせず、弥富市のヤードの実質的経営者として去年12月から先月まで国産の乗用車33台を切断するなど解体業をした疑いが持たれています。

 愛知県内にはおよそ200のヤードがありますが、盗難車の解体や密輸の拠点となる可能性があることから、県は去年12月から業者に届け出を義務付ける条例を施行していました。

 しかし、男が2度にわたる届け出の催促に応じなかったことから、愛知県警は1月23日、ヤードの捜索に踏み切っていて、調べに対し、男は「去年12月末までに解体業をやめようと思っていたので届け出をしなかった」と容疑を認めています。

 ヤード条例を適用した摘発は東海3県で初めてです。