東京オリンピック延期の正式決定から一夜明けた名古屋駅前。道行く人に聞いてみると…。

女性:
「延期されるのは悲しい気持ちもありますけど、なってしまったらなってしまったで仕方ないのかな」

別の女性:
「経済的な面で今年やった方がいいと思っていたんだけど、感染のリスクもあるから延期がふさわしいのではないかな」

男性:
「世間への影響ってのは大変大きいので、1年延期も健康面考えたらやむをえないかなと思います」

 ほとんどの人が「延期は仕方がない」と理解を示す一方で…。

別の男性:
「アスリートの舞台でもあると思っているので、選手のピークですとかそこに照準を合わせて頑張っている選手がたくさんいることを考えると、なんとも難しいなと思っています」

 1年程度の延期が選手に与える影響を心配する声も聞かれました。また…。

サッカーをしている男性:
「僕はサッカーしているんですけど、サッカーはオリンピックだとU22で年齢制限あるじゃないですか、1年延期になると出られなくなってしまう選手がいると聞いたことがあるので…」

 さらに、既にチケット購入したという人からは…。

チケットを購入した男性:
「5人家族で結構(チケットを)応募できたので、親は返金があるのかどうかとか、そういう措置について心配していました」

 延期されてもチケットはそのまま使えるのか、払い戻しはどうなるのかといった、観客としての疑問の声も聞かれました。

 近代オリンピック史上初の延期…同時に延期が決まったのが“聖火リレー”です。

 東海地方では、4月4日、5日に岐阜県、6日、7日に愛知県、8日、9日に三重県を走る予定でした。

 聖火リレー延期の連絡が24日夜入った愛知県。受け入れの準備をしてきた県のスポーツ課にはコースになっていた市からの問い合わせや関係各所への連絡に追われていました。

愛知県スポーツ課 中西課長補佐:
「県警とか消防とかそういった関係機関、あとバス会社とか公共交通機関系のところにも交通規制のご連絡を差し上げているものですから、そういったものについて無くなるということでご連絡を順次差し上げているところです」

 目前に迫っていた聖火リレー。愛知県庁に掲げていた看板も、延期の決定を受け、25日朝に取り外されました。

 看板の撤去は三重県でも。県庁正面入り口のカウントダウンボードは、残り14日となったところで一旦お役御免となりました。

三重県スポーツ推進課 高浜課長:
「少し残念な気持ちもします。また、設置されるということを願って今後の機運醸成の取り組みを進めていきたい」

 オリンピックや聖火リレーは、来年のいつ実施されるのか…。延期によって生じる変更を今後一つ一つ乗り越えていくことになります。