空き店舗再生 新拠点 一宮町が活性化へ起業後押し

空き店舗再生 新拠点 一宮町が活性化へ起業後押し

 二〇二〇年東京五輪でサーフィン競技が開かれる一宮町の中心部の国道128号沿いに、複合施設「SUZUMINE(すずみね)」がオープンした。空き店舗二棟を改修。仕事とサーフィンを両立したい人が宿泊できるシェアオフィスと、起業希望者向けにチャレンジショップを貸し出す施設に生まれ変わった。運営するまちづくり会社は借り手を募集している。 (黒籔香織)

 シェアオフィスは、週末に訪れるサーファーを対象に設計。計五部屋の個室オフィスがあるほか、共有の台所やリビング、風呂、シャワー、トイレ、ベッド、サーフボード保管庫を完備している。

 チャレンジショップは、一棟の一階を二区画に分けて三〜六カ月間の期間で貸し出している。現在は、子育て中の母親を対象に就業支援などをする「Mommy way(マミーウェイ)合同会社」(一宮町)が九月末まで借り、駄菓子や子育て中の女性が手掛けた髪飾りやアクセサリーなどを販売。このほか、親子で楽しめる工作やピラティス教室も開いている。

 同社代表の富沢恭子さん(31)は「今までは自宅や公民館で教室を開いていたが、営利活動ができず、教室の告知が十分にできなかった。借りている期間をきっかけに会社の活動のPRをしていきたい」と意気込みを語る。

 複合施設は、一宮町の地方創生総合戦略に基づき、商店街の活性化のために空き店舗を再生する計画の第一弾で、七月八日に完成した。町と設計事務所など民間三社が出資したまちづくり会社「一宮リアライズ」が運営する。

 一宮リアライズは、隣接する木造二階建ての二棟の空き店舗を所有者から十年間借り、改修。総事業費二千七百万円のうち、国の補助金二千万円を活用した。

 同社のタウンマネージャー小柴智絵さん(36)は「仕事を終えた人が週末に町でサーフィンを楽しみ、飲食をすることで商店街の活性化につながれば」と話している。

 シェアオフィスは、月額賃料四万〜五万五千円。チャレンジショップは月額利用料が一万五千円と二万五千円。いずれも別途、共益費がかかる。問い合わせは一宮リアライズ=電080(9156)0632=へ。

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