海外の鶏など貴重な標本ずらり 酉年ちなみ我孫子で企画展

海外の鶏など貴重な標本ずらり 酉年ちなみ我孫子で企画展

 古来、人と関わってきたさまざまな家禽(かきん)や野鳥を紹介する特別企画展「鳥・酉(とり)・鶏(とり)・とり−酉年はトリで楽しむ」が、我孫子市鳥の博物館で開かれている。ふだんは見る機会の少ない鳥類の剥製標本や、貴重な各種資料が出品されており、夏休みの宿題で、テーマや素材探しをする際の参考にもなりそうだ。 (堀場達)

 同館と隣接する山階鳥類研究所が、今年の干支(えと)にちなんで共催。各地の研究者らから、珍しい標本や資料を取り寄せた。

 展示テーマは四つで、そのうち「ヒトとトリとの出会い」では、タカ狩りに使われるオオタカ、ハヤブサ、鵜飼いに用いられるウミウ、クジャクの羽と同じ構造色を持つ化学素材などを通じて、野鳥と人間の生活史をひもとく。「暦の中の鳥」では、十二支にまつわる話などを、パネルで分かりやすく説明する。

 特に見応えがあるのは「生活を豊かにする鶏」。ベトナム原産で足が太い「ドンタオ」、インドネシア原産で全身真っ黒な「アヤム・チェマニ」といった世界各地の特徴的な鶏の標本を集めた。同館学芸員の美濃亜理彩(みのぶありさ)さん(23)は、アヤム・チェマニについて「外見だけでなく、骨髄も黒い。卵と血液以外は真っ黒といわれる」と話す。

 「鳥へのまなざし」では、美術の題材となった鳥類に焦点を当てた。英国の園芸家ジョン・グールドが制作した鳥類図譜の一部、江戸時代中期に活躍した画家伊藤若冲の「雪中雄鶏(おんどり)図」に描かれた鶏の立体模型などを鑑賞できる。

 特別企画展は十一月二十六日まで。入場料は三百円(大学・高校生二百円、七十歳以上と中学生以下無料など)。問い合わせは、同館=電04(7185)2212=へ。

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