世界の郷土玩具1030点がずらり 17日から小鹿野で展示会

世界の郷土玩具1030点がずらり 17日から小鹿野で展示会

 小鹿野町広報大使で写真家の山口清文さん(73)=同町下小鹿野=が集めた郷土玩具の展示会が十七日、同町小鹿野の小鹿野総合センター展示室で始まる。日本国内のほか世界各地の玩具約千三十点が会場をあでやかに彩る。九月三日まで。

 展示されるのは、張り子や木彫り、機械仕掛けなどの玩具。国内は四十七都道府県すべてあり、海外は米国、英国、中国、タイなどで入手した。いずれも土地の習慣や信仰に結び付いた民芸品で、作り手が亡くなって途絶えた宇土張り子(熊本県)など希少なものもある。

 山口さんは元大手新聞社カメラマン。一九六五年、ブラジル・アマゾン川流域に生物の調査に訪れた際、先住民から木彫りの人形を贈られ、玩具に関心を持つように。持ち前の収集癖に火が付き、取材に各地を訪れる度に人形や動物の置物などを買い求めた。作品は二年前「多くの人に楽しんでもらおう」と同町に寄贈した。

 山口さんは「日本の玩具は場所が少し離れただけで、形が変わるのが特徴。土地のいわれや物語にも目を向けてもらえれば」と話している。午前九時半〜午後四時半。期間中無休。入場無料。

 問い合わせは小鹿野文化センター=電0494(75)0063=へ。 (出来田敬司)

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