炭坑女子がスコップ三味線 日暮里駅前で24日「まつり」

炭坑女子がスコップ三味線 日暮里駅前で24日「まつり」

 ♪月が出た出た 月が出た−で始まる炭坑節の盆踊りをメインとした「炭坑節まつり」が24日、荒川区の日暮里駅前で開催される。6回目の今年は、炭坑の街、福岡県大任町(おおとうまち)の「スコップ三味線」が初登場。石炭を掘る道具を楽器に仕立てた「炭坑女子」が、ご当地ならではのパフォーマンスを繰り広げる。

 本場の筑豊地方と交流するイベントは、地元の商店会が主催。炭坑節をはじめ、東京音頭、荒川音頭などを踊る盆踊りは、前夜祭の23日の午後6時〜8時、当日の24日午後2時〜4時、同午後6時〜8時の3回繰り広げる。

 今回、スコップ三味線のパフォーマンスを披露するのは大任町商工会女性部のユニット「Big Sister OTO姫(ビッグ シスター おとひめ)」。津軽三味線を弾くようなしぐさで、お好み焼きのコテでスコップをカンカンと鳴らす。関係市町村紹介のコーナーに登場。午後1時半ごろ、筑豊の方言を取り入れた「ナンチカンチ言いなんな」などを歌う。

 まつりは、区内在住の映画プロデューサーで実行委員長の須藤為五郎さん(60)が発案。哀川翔さん主演の映画を炭坑節発祥の地、福岡県田川市で撮影した際、現地の人と交流を深めた縁で、高円寺(杉並区)の「阿波おどり」や、池袋(豊島区)の「よさこい」のような盛り上がれるイベントを日暮里で育てようと始めた。当日は、西川太一郎荒川区長らが出席し、正午からオープニングセレモニーを実施。炭坑節を現代風にアレンジして踊る、パフォーマンス集団「CDR21」がステージを盛り上げるほか、九州の特産品の販売などもある。

 須藤さんは「回を重ねるごとに、外国人の参加も増えてきた。参加型の催しなので、どんどん踊りの輪に加わってほしい」と話している。 (井上幸一)

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