SNSで知り合う 2人重傷 雪の奥多摩登山 13人救助 

SNSで知り合う 2人重傷 雪の奥多摩登山 13人救助 

 奥多摩町で登山をして雪のため下山できなくなった男女十三人は二十二日までに全員が救助された。青梅署によると、このグループは会員制交流サイト(SNS)で集まった十〜四十代で、中国人十人と日本人三人。登山経験の比較的浅いメンバーで、このうち二人が腰の骨を折るなどの重傷を負った。 (奥村圭吾)

 署によると一行は二十一日午前八時すぎ、JR青梅線・奥多摩駅に集合。雪がちらついていたが、リーダーの中国人の三十代男性は「大丈夫だろう」と決行した。バスで登山口付近まで行き午前十時ごろ、三頭山(みとうさん)(一、五三一メートル)の山頂を目指す片道三時間の登山に出発した。雪が降り積もった状態。「危ないかも…」。男性は中止も考えたが、前を歩く仲間と距離が開き、声を掛けられなかったという。

 登山道が二手に分かれ、道に迷った。数時間さまよっていると辺りは真っ暗に。午後七時四十五分、尾根にたどり着いたメンバーが携帯電話で一一九番。その場で一夜を明かした。

 リーダーの男性は登山の二日前に、中国人の間で普及しているSNS「WeChat(ウィーチャット)」で仲間を募った。登山経験が数回しかないメンバーが大半で、初対面の人も多かったという。

 当日は軽装でガイドも付けず、居場所を知らせる発信機「ビーコン」も持っていなかった。任意で最寄り駅などに出す登山計画書も未提出。同署幹部は「山の天候は急変しやすい。十分な知識と装備で臨んでほしい」と呼び掛けている。

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