20年・24年と五輪の縁 港区とパリ市 水浴環境改善など連携

20年・24年と五輪の縁 港区とパリ市 水浴環境改善など連携

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックと二四年パリ大会で、共にトライアスロン競技の会場となる港区とパリ市が、水質改善の取り組みやイベントで連携することになり二十二日、武井雅昭区長が協定書に署名した。パリ市のパトリック・クルグマン副市長が同席、同市は今夏までに署名する見通しだ。

 会場となる都立お台場海浜公園を案内されたクルグマン副市長は「東京はビル群という印象だったが、こんな場所があるとは驚きだ」と述べた。武井区長は「『泳げる海、お台場』『泳げるセーヌ』に向け一歩を踏み出したい」と話した。

 パリ市は〇二年から、セーヌ川沿いに人工砂や緑を整備し、都心でバカンス気分が味わえるイベント「パリ・プラージュ(パリの浜辺)」を実施。港区も一四年から毎年二日間、お台場海浜公園を「お台場海水浴場」として公開してきた。区は今年、パリ風の「お台場プラージュ」にしパラソルやウッドチェア、子どもが水遊びを楽しめるアトラクションを整備する。期間も九日間(七月二十八〜八月五日)に拡大する。

 遊泳エリアは、水質悪化防止のために深さ三メートル、幅二百メートルの「水中スクリーン」を設置し、アサリによる水質浄化を狙った「クラムマット」を敷設。今後はこうした取り組みの情報も共有していく。 (原尚子)

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