供え物をささげ 論語、声高らかに 足利学校で「こども釈奠」

供え物をささげ 論語、声高らかに 足利学校で「こども釈奠」

 足利市内の小中学生が祭官となり、儒学の始祖、孔子と教えを引き継ぐ弟子たちに供え物をささげる催し「こども釈奠(せきてん)」が22日、同市の史跡足利学校で開かれた。

 室町時代には既に行われていたと伝わる同学校の伝統行事「釈奠」(現在は11月23日開催)にちなみ、子どもたちが郷土愛を育み、伝統文化を継承する大切さを学ぶ機会として2014年から行われている。

 孔子廟(びょう)改修のため、今回は方丈が会場。小中学生12人が孔子像前の祭壇に野菜や魚などを供え、孔子らをたたえる祝文を読み上げた。儀式終了後、「子曰(しい)わく〜」と論語を声高らかに素読していた。

 リーダー役「初献」を担った市立第一中学3年の田野世菜(せな)さん(14)は初回から5年連続の参加。「動きの多い大切な役目でしたが練習通りできました。すごくいい経験になりました」と笑顔で振り返っていた。 (梅村武史)


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