運動と食事、両方を指導 「スポーツ栄養士トレーナー」養成へ

運動と食事、両方を指導 「スポーツ栄養士トレーナー」養成へ

 都内の異なる専門学校が相互の学生を受け入れて、スポーツ分野と栄養分野の授業を共有し、編入学を認める協定を交わした。将来的には一人のトレーナーがスポーツ、栄養両面から指導できる「スポーツ栄養士トレーナー」(仮称)の養成を目指す。 (加藤行平)

 学校法人「片柳学園」が運営する日本工学院八王子専門学校(八王子市)と同「古屋学園」運営の二葉栄養専門学校(武蔵野市)の両校。日本工学院には、アスリートやジムなどのスポーツトレーナーを養成するコース(二、三年制)がある。二葉栄養専門学校では管理栄養士・栄養士や調理師を育成している。

 両校ともJR中央線沿線にあることもあって、昨年は二葉の学生が日本工学院でトレーニングの体験や体育の授業を受け、日本工学院のスポーツトレーナー科の学生も二葉の学生が作成したアスリート向けの食事(献立)を食べ、アスリート指導などに生かす実習も計画された。

 スポーツ栄養士トレーナーは、パーソナルトレーナーがアスリートやジムなどで指導する人を対象に、カロリー計算や栄養の配分など食事メニューの指導も同時に行える二つの能力を兼ね備えたトレーナー。

 協定によると、二葉側は二〇二〇年度から制度の告知を始め、二一年春の入学生の中でスポーツ栄養士トレーナーを目指す学生が二年間のコースを終えた後(二三年春)、日本工学院のスポーツトレーナー科(二年制)に編入学できる。日本工学院の学生も随時、二葉で栄養関係の授業を受講できる。

 二葉の小川万紀子校長は「高齢者の老化予防対策にも食事面だけでなく運動が不可欠」と語り、「東京五輪が近づき、(栄養士を目指す)学生にもスポーツへの関心が高まってきた」と学生の意識の変化を指摘。日本工学院の前野一夫校長も「若い人はスマホやパソコンに費やす時間が長く、運動不足気味。食事と体を動かすことはとても重要」と話し、ともにスポーツ栄養士トレーナーの重要性を訴える。

 片柳学園の千葉茂理事長は「学生に次の道をつなぎ、能力を発揮できるようにし、より高度な健康づくりを目指したい」と語り、古屋学園の手嶋達也理事長は「学生や社会の求めに応えられる学校を目指したい」と抱負を話している。


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