日本初の女性医師 生涯描く 山田火砂子監督 新宿などで26日から上映

日本初の女性医師 生涯描く 山田火砂子監督 新宿などで26日から上映

 女性として初めて国家資格を持つ医師となった荻野吟子(ぎんこ)(一八五一〜一九一三年)の生涯を描いた映画「一粒の麦」が二十六日から、新宿区の新宿K’sシネマなどで公開される。山田火砂子監督(87)は「昨年、医大入試の女子差別が問題になったように、男尊女卑は今も残っている。それを映画で問い掛けたかった」と話す。

 荻野吟子は現在の埼玉県熊谷市出身で、三十四歳で医師国家試験に合格。今の文京区湯島や北海道せたな町などで診療に当たった。作品では、俳優の若村麻由美さんが吟子役を、山本耕史さんが夫役を務める。吟子が男子学生からの意地悪に耐えながら医学校に通う姿などが描かれる。

 障がい者や、かつての孤児院をテーマにした作品を通じ、現代社会に警鐘を鳴らしてきた山田監督は、取材に「吟子のように、いまの女性も立ち上がり、女性を押しつぶす男性社会を変えてほしい」と語る。

 公開初日は新宿K’sシネマで、午後零時二十分開始回の上映後と、午後二時三十五分開始回の上映前に、若村さんらの舞台あいさつがある。問い合わせは同シネマ=電03(3352)2471=へ。 (梅野光春)


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