点字ブロック改善を 都盲協が京成電鉄に、きょう要望書

 葛飾区の京成押上線京成立石駅で先月、視覚障害者の女性がホームから転落死した事故を受け、都盲人福祉協会(都盲協)は二十一日、ホーム上の点字ブロックを改修工事中の同駅を除く京成電鉄の四駅についても点字ブロックに不備があるとして、改善を求める要望書を同社に提出する。

 都盲協は事故後、同社の都内全十九駅を視察。その結果、新三河島、町屋(荒川区)、京成高砂、柴又(葛飾区)の四駅で、国の指針と異なる形状の点字ブロックが設置されていた。特に柴又駅は、一ブロックの突起物が四十一個、三十六個、二十五個の三タイプが混在していた。

 国交省によると、ブロックの突起物は、一ブロックにつき二十五個以上とすることなどを各交通事業者に努力義務として求めている。

 要望書では「二度とこのような事故がないよう努力を期待する」とし、各駅の点字ブロックの速やかで優先的な整備、改修やホームドア設置の検討などを求める。

 笹川吉彦会長(85)は「異なるブロックが混在すると、体の向きや場所が違うのかなと混乱してしまい危険。安全確保のため、万全を尽くしてほしい」と話す。

 都盲協は事故後、京成立石駅を視察し、ホームのブロックにズレがあることを確認した。京成電鉄は「つまずきやすいとの認識が不足していた」として、同駅の点字ブロックの改修工事に着手している。 (中村真暁)


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