ドメスティックバイオレンス(DV)や性被害、貧困などで居場所を失った女性の支援のあり方を考えるシンポジウム「女性自立支援法(仮称)制定に向けて」が二十七日、千代田区神田神保町二の救世軍山室軍平記念ホールで開かれる。都社会福祉協議会の婦人保護部会が主催する。

 これまで国は、売春を助長する行為の処罰などが主眼となる「売春防止法」などを根拠に、こうした女性たちを保護してきた。だが支援団体や弁護士などは、女性の人権や自立への理念が欠如しており、居場所の確保など福祉的視点から、新法の制定を求めている。

 シンポジウムでは、女性相談所長や婦人相談員、婦人保護施設の職員がパネリストとして登壇する。城西国際大の堀千鶴子教授がコーディネーターを務め、それぞれの立場から女性が抱える困難さや支援の必要性について意見を交わす。

 午後二時〜四時半(開会午後一時半)。参加無料。十七日までに都社会福祉協議会ホームページで申し込む。「婦人保護部会」で検索。問い合わせは、同協議会福祉部=電03(3268)7174=へ。 (木原育子)