篠竹の管に入ったかゆで一年の吉凶を占う小正月の恒例行事「馬上(もうえ)のクダゲエ」(県選択無形民俗文化財)が十四、十五の両日、小鹿野町藤倉の諏訪神社であった。氏子らが管の中身を慎重に調べ、天候や作柄などを見通した。

 占いは初日の夜、長さ約十センチの管四十五本とかゆを神社のいろりで炊きあげる。翌朝、管を一本ずつ縦に二分し、中の湿り具合などから吉凶を判断する。

 阪神大震災があった一九九五年や、台風19号で大きな被害があった昨年は、占いで良くない予兆があったという。

 判定役を務めた酒井泰男さん(70)は「今年はキビが良くて、ほかの作物はまずまず。大きな災害はなさそうだ」とほほ笑んだ。 (出来田敬司)