有識者らでつくる県の河川整備計画検討委員会(委員長・武若聡筑波大システム情報系教授)は十五日、県庁で会合を開き、昨年の台風19号の被害を踏まえて、久慈川と那珂川の両河川整備計画を見直すことを決めた。見直しに当たっては、国の有識者会議と合同で議論を進めていく。

 県は管理する久慈川、那珂川の流域について、それぞれ二〇一五年と一二年に整備計画を策定。久慈川では本川で十年に一度の洪水に、那珂川流域では藤井川で六十年に一度の洪水に備えるなどの整備を計画していた。

 しかし、19号の豪雨で氾濫箇所が相次ぎ、見直しが必要になり、出席した水利や環境などの専門委員らから異論は出なかった。

 また、「今までのように国、県がそれぞれのやり方で整備をしていては問題の解決にならない」との意見があり、国の会議でも「水系一貫で検討すべきだ」との意見が出たことを踏まえ、会議の合同開催で議論することが了承された。次回の日程は未定としている。 (鈴木学)