調布市深大寺元町の都立神代植物公園内にある梅園で十一日、早咲きの品種がほぼ満開になり、大勢の見物客でにぎわった。植物会館前では、「うめコンサート」が二回開かれ、美しい邦楽の調べが花見気分を盛り上げた。 (花井勝規)

 梅園には古くから伝わる品種を中心に約七十品種、百七十本が植えられている。今年は暖冬の影響で、全体的に開花が遅れている。同園によると来週ごろから見ごろになり、三月上旬まで楽しめそうだという。

 コンサートには、箏の金子昇馬さん(21)と有馬美梨(みのり)さん(21)、しの笛の芝有維(ゆい)さん(24)が出演。三人はいずれも桐朋学園芸術短大で邦楽を学ぶ学生。「春の海」など四曲を披露すると、聴衆から大きな拍手が送られた。

 金子さんは「天気にも恵まれ、大勢のお客さんの前で披露できた。あたたかい雰囲気の中で演奏できるのは楽しい」と語った。演奏後、梅園を訪れた芝さんは「香りが気持ちいいですね」と話していた。

 二十日〜二十二日の午前十時半、午後一時半の二回、神代植物公園ガイドボランティアクラブのメンバーによる梅園のガイドツアーが行われる。所要約一時間。

 二十三日午後一時半からは植物会館二階の集会室で「江戸の梅見」をテーマにした講演会がある。

 問い合わせは同公園サービスセンター=電042(483)2300=へ。