沼田市は二〇二〇年度当初予算案を発表した。一般会計は二百二十一億一千四百万円で前年度比9・9%の減。前年度を下回ったのは二年連続。複合施設「テラス沼田」などの公共施設整備が一段落したのが主な要因。一方、経費節減で経常経費を抑え、市民生活の充実・向上のためソフト事業に重点を置いた。

 歳入は、市税が前年度比0・6%増の六十一億二千六百万円、市債は同53・3%減の二十億七千七百万円。

 主な新規事業はスマートフォンに防災行政無線を自動転送する「地域防災コミュニケーションシステム」整備と新生児に木のおもちゃを贈る「ウッドスタート事業」にそれぞれ四百四十万円を計上。東京五輪・パラリンピックに向け、ドイツ・フェンシングチームの事前合宿推進事業費九百九十八万円、ホストタウン交流事業費千五百万円を盛り込んだ。

 機構改革として、市民と連携してまちづくりを進めるため市民協働課を新設。子育てに関する総合的な相談窓口「子ども家庭総合支援拠点」も設ける。 (渡辺隆治)