秩父地方の三十四カ所の札所を案内する「秩父先達会」の徒歩巡拝が十四日、始まった。ぽかぽか陽気の下、白装束に身を包んだ約百二十人の案内人たちが、早春の秩父路を歩いた。

 徒歩巡拝は、案内人の研修と約百キロにわたる巡礼道の安全確認を兼ね、先達会が毎年この時期に実施しており、今年で二十五回目。

 三月上旬までの七日間で踏破する予定で、この日は一番の四萬部(しまぶ)寺(秩父市)から十番の大慈寺(横瀬町)までの十六キロを歩いた。

 二回目の参加という横瀬町の主婦森田けさ江さん(71)は「皆さんと会話を楽しみながら歩くのが魅力。道中では家族みんなの健康を祈るつもり」と意気込んでいた。 (出来田敬司)