県は二十日、県南健康福祉センター管内の五十代の男性が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。男性は旅行先のポルトガルから十五日に帰国した。男性は入院しているが、容体は安定しているという。県内の感染確認は四例目。

 県によると、男性は妻とともに七日に出国。十五日に帰国し、十六日は同センター管内の職場にマスクをして徒歩で出勤した。翌日は悪寒を感じて自宅待機。十八日に三七・五度の発熱があったため、同センターに連絡した。センターの指示で、十九日に県内の医療機関を受診したところ、発熱と肺炎像が確認された。二十日にPCR検査で陽性が確認され、県内の感染症指定医療機関に入院した。

 男性は空港から自宅までの移動と医療機関へは、マスクをして自家用車を利用したという。濃厚接触者は今のところ妻だけで、症状は見られないが、PCR検査を実施している。陰性の場合は十四日間、健康観察する。

 感染から五〜六日程度で発症している例が多く、十七日に症状が出ていることなどから、県は旅行先で感染した可能性が高いとみている。(小川直人)