桐生市観光情報センター「シルクル桐生」が同市本町で営業を始めた。公民連携の観光まちづくりの拠点としての市施設。観光交流課職員が常駐し、情報発信するほか、桐生産食材を使ったたこ焼きと、厳選のワインを楽しめる「銀だこマキコレワイン酒場」も設けた。酒場の運営はたこ焼きチェーン「築地銀だこ」などのホットランド(東京)が担う。 (池田知之)

 施設内にある酒場は十八席。運営する東証一部上場企業のホットランドは同市が発祥だ。同社では「ワインの目利き」として全国の食通から知られる同市出身で東京在住のワインセレクター金井麻紀子さん(46)が選んだ「マキコレワイン」とたこ焼きとのペアリングが楽しめる店とした。

 たこ焼きのソースに使われる食材は、桐生産蜂蜜やブルーチーズ、サーモンとクリーム、トリュフなどと多彩だ。桐生産豚の串焼きでは地元の梅肉やさんしょうみそなどの食材を使用。たこ焼きのコース料理も用意した。

 金井さんは「ソースの味わいを邪魔しないよう、軽すぎず、濃すぎないワインを選んだ」と話す。市は、全国のマキコレファンが酒場に訪れ、市内の周遊観光につながるよう期待する。

 店では市の地域おこし協力隊員の金子晃子(てるこ)さん(49)らがスタッフとして働く。「何度も足を運んでもらえ、地域の人とつながることができる店にしたい」と張り切っている。

 マキコレワイン酒場の営業は、七月半ばごろまでの限定。ホットランドは引き続きシルクル桐生内で、地元食材を使った飲食店を運営する方針だ。

 ホットランドは、桐生の商店街の空き店舗を使った「酒場」を開き、地元の事業者に運営してもらう案も視野に入れている。佐瀬守男社長は「街なかの活性化の力になりたい」と力を込める。

 マキコレワイン酒場の営業は平日が午後四〜九時、土曜が正午〜午後九時、日曜が正午〜午後七時。不定休。酒場の問い合わせや予約は同店=電0277(46)8110=へ。シルクル桐生への問い合わせは同施設=電0277(32)4555=へ。