新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、屋内イベントが中止になったシンガー・ソングライターのたかはしべんさん(71)が二十二日、もともとの会場だった川越市の蓮馨寺講堂前の境内で、ミニコンサート「こんな時こそ歌の力」を開いた。

 べんさんは音楽活動四十周年を記念して昨年一月から全国百カ所以上を回るツアーを敢行。この日は講堂で、ウクライナの民族楽器バンドゥーラ奏者のナターシャ・グジーさんを迎えた交流会を開く予定だったが、中止に。代わりに風が通る講堂北側の桜の下で、無料のミニコンサートを開くことになった。

 べんさんは演奏終了後、「こんな時だからこそ、音楽の力で元気を出して、笑顔になろうと開いた」と話した。ツアーの締めくくりとなるファイナルコンサートを四月二十六日、ウェスタ川越で開く予定という。 (中里宏)