県は二十三日、新型コロナウイルス感染症への緊急対応策をまとめた本年度と新年度の両補正予算案を発表した。国の緊急対応策に応じて編成した本年度案は二十三億八千八百万円、新年度案は六億六千六百万円をそれぞれ計上。議案調査日だった県議会はこの日、本会議と特別委員会を開き、急きょ提出された予算案を審議した。

 新型コロナに関わる予算措置は二月に始まり、今回が第三弾。総額は三十五億九千万円に上る。県財政課によると、二〇〇九年に世界的に流行した新型インフルエンザに対して県は、〇八年度十二月から一年間、四回にわたり補正、当初の各予算で総額五十五億二千百万円を計上した。うち三十八億円強は低所得者に対するワクチン接種の公費補助分に当たり対応状況が異なるため、単純に比較できないが、新型コロナに対しては矢継ぎ早に予算措置が講じられている。 (飯田樹与)