藤岡市は二十三日、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて臨時休校している市内の小中学校十六校について、四月七日に再開することを決めた。休館している市有施設も同一日に再開する。

 市によると、政府が小中高校などへの休校要請を延長しない方針を示したことや、市内で感染者が確認されていない状況を踏まえて判断した。七日に予定する始業式と入学式は、出席者や時間を制限して行う。

 再開に際して感染症対策を強化する方針で、学校や施設へ消毒薬や体温計などを提供し、換気や手洗いなど予防の徹底を要請する。

 施設のうち、市立図書館と鬼石公民館図書室の図書貸し出しは今月二十七日に再開。公民館の講座など社会教育団体の活動自粛要請も四月一日から一部解除する。市内で感染者が確認されるなど状況が変われば、再検討する。

 新井雅博市長は「多くの保護者が新学期の再開について心配している。準備も必要なので、政府の方針を踏まえて判断した」と述べた。 (石井宏昌)