新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休校が続く学校の再開に向けて文部科学省が指針を示した二十四日、県内では相模原市や厚木市の教育委員会が早くも学校再開を表明した。

 相模原市教委は、市立小中学校を四月六日に再開する方針を示した。指針で求められたマスク着用や毎朝の検温、座席の配置などの細かな対応方法を詰め、各校に通知する。

 始業式は校内放送で行い、部活動は一日、給食は六日から始める。鈴木英之教育長は取材に「学校規模など各校の環境は異なるが、現場に即した市の対応方針を考え、再開に向けて万全を期したい」と述べた。

 厚木市教委も、市立小中学校の入学式と始業式を四月六日に開き、七日以降、授業を始めると発表した。

 入学式は体育館で新入生と保護者(小学校は二人まで、中学校は一人)、教員が出席。在校生らは参列しない。部活動は検討中。給食は席が向かい合わないようにするなど留意する。一学期中の修学旅行や遠足は原則中止か延期、運動会や体育大会は実施時期や方法を検討する。教育指導課の八木義之課長は「県厚木保健福祉事務所管内で児童や生徒の発症が確認されていないことも合わせて、対応を決めた」と話した。

 一方、県教委は、県立高校や特別支援学校の再開時期は三月末までに決める方針。桐谷次郎教育長は県の対策本部会議で「時差通学や短縮授業、分散登校などの手だても含めて判断したい」と述べた。

 横浜市教委は三十日をめどに、(1)全面再開(2)休校延長(3)時間短縮や登校日の分散などによる段階的再開−から決める。担当者は「再開しても市内で感染が広まればまた休校になるかもしれない」と身構える。 (曽田晋太郎、吉岡潤、石原真樹、杉戸祐子)