新型コロナウイルス感染拡大防止に始まった一斉休校を巡り、教室の換気徹底など学校再開に向けた文部科学省の指針が二十四日、県や県内指定都市の教育委員会に示されたが、地域ごとの感染状況を踏まえた対応を求められた。川崎市は、四月六日の市立小中学校と特別支援学校、七日の市立高校の入学式は予定通り行うが、通常通り開校するかどうかは今月末までに決めるという。

 通知では、毎朝登校前の子どもたちの検温などを求めている。市教委によると、学校によっては既に、自宅で測った体温を書き込んで学校側に毎日提出してもらう「健康チェックシート」を活用している。これで代用が可能かどうか検討するという。

 (1)密閉空間(2)人の密集(3)近距離の会話−の三条件が重なるのを避ける対策を求められた点には、室内の換気徹底は学校側で対応可能だと判断する一方、「子どもたちが集まって会話するのを防ぐことは難しいだろう。指導をどこまでできるか、集会などの学校行事はどうするか、検討する必要がある」と市教委の担当者は語った。

 入学式は、卒業式と同様に児童・生徒間のスペースを確保し、保護者の参加を制限するほか在校生の参加や来賓の招待をやめるなどして式典時間を短縮した上で実施すると決めている。(大平樹)