川崎市は三日、川崎協同病院(川崎区)の三十代の看護師女性と六十代の看護助手女性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同病院を巡っては四月二十五日に入院患者の感染が初めて判明。同病院の感染者は入院患者十一人、医療従事者三人の計十四人になった。うち入院患者二人が死亡している。

 市などによると、新たに感染が確認された看護師らはいずれも軽症。二人とも四月三十日にせきなどの症状が出て、二日に陽性と判明した。いずれも最初に感染が確認された八十代の男性入院患者の病棟を担当していた。

 この患者は同病院の遺伝子検査で陰性だったが、症状が悪化したため四月二十四日に転院。転院先で陽性と判明し、同二十七日に死亡した。同病院で同室だった七十代の男性患者も死亡している。

 市は院内感染とみて、これまでに患者約三十人、病院関係者約三十人の計六十人の遺伝子検査を実施している。ほかは陰性だった。

 また市は、四月六日から重症で入院していた中原区の五十代男性が二日に死亡したと発表した。男性は四月七日に陽性が確認された。死因は新型コロナウイルスによる肺炎。感染経路は分かっていない。

 三日現在、川崎市内の感染者は二百五十一人、死者十四人。(中山洋子)