災害…障害者が困ることは? 宇大で高校生サミット

災害…障害者が困ることは? 宇大で高校生サミット

 県内の高校生が東日本大震災について考える「高校生サミットin栃木 より深く、より広く、考える。」が19日、宇都宮市の宇都宮大であった。1、2年生30人が「災害時に障害のある人が困ること」を切り口に、自分たちができることを話し合った。 (小川直人)

 震災二年後の二〇一三年から、県社会福祉協議会や宇都宮大のボランティアグループ「UP(宇大生プロジェクト)」などが主催している恒例行事。

 高校生数人でつくるグループに障害者が加わり、一緒に議論した。目や耳が不自由な人たちは「津波の情報を得られずに、犠牲になった聴覚障害者がいたと聞いた。障害者は震災直後の状況の把握が難しい」「被害の状況が分からないまま、屋外に出るのは怖い」と不安を吐露した。

 高校生たちは「障害者や高齢者のいる家があるかどうか、近所の状況を知っておく必要がある」「近所の人たちと避難訓練するのも良い」とすぐにできる対策を挙げた。議論の最後に「避難所や被災の状況が分かるスマートフォンのアプリを作り、状況を把握しやすくしたらどうか」などと提案もした。

 参加した茂木高一年の布瀬優香さん(15)は「災害時に障害のある人が感じる怖さは、健常者より大きいと思う。少しでも手助けできるようになりたい」と振り返った。聴覚に障害のある稲川直樹さん(26)は「災害時に必要な対策は障害によって違うことを改めて学んだ。高校生には、障害者について得た知識を心にとめておいてほしい」と要望した。

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