上野や浅草が超好き!エキゾチックな美女が下町の居酒屋でバイトしている理由

上野や浅草が超好き!エキゾチックな美女が下町の居酒屋でバイトしている理由

「私、フィリピンにはいとこが20人います!」
井上セイラ


「下町の居酒屋さんでアルバイトをしていました」と聞いてびっくり! こんなにエキゾチックな美女が下町の居酒屋で働いているなんて、ちょっと想像できない。

「いえいえ、下町育ちですから。とにかくお金を貯めたかったんですよ。ようやく貯金ができたので、この夏から留学します」



こう語る井上セイラさんの瞳には強い力が宿り、全身から前向きなオーラを放出している。けれども、こんなにポジティブになったのはここ数年。それまでは、「目的もなく、ただプラプラ遊んでいるだけのコでした」と振り返る。

では、セイラさんが変わるきっかけは何だったのか。まずは思い出せるいちばん古い記憶に遡ってもらおう。



「パパが日本人、ママがフィリピン人のハーフで、フィリピンで生まれました。3歳で日本に移り住んで、フィリピンのことは何も覚えていません。ただ、子どもの頃から夏休みにはマニラにあるママの実家に遊びに行っていたので、タガログ語はわかります。ママは11人兄弟で、私はいとこが20人もいるんです(笑)。だからマニラの家はとっても賑やかで楽しいんです」

お父さんの仕事の関係で長野でも暮らしたが、小学校に入学してからはずっと台東区の下町に暮らす。

「地元の公立小学校に通いました。同級生とはいまでも仲良しで、よく一緒に遊びます。小学校の頃はおませで、2学年上の先輩とかを好きになっていましたね(笑)」



そのまま地元の公立中学校に入学、中学3年の時にモデルにスカウトされる。

「当時は地元の友だちと下町で集まって、どっかに出かける感じでした。たまたま渋谷で遊んでいた時に、モデルにスカウトされたんです。最初はギャル雑誌のスナップ写真とかで、何千円かもらっていたのかな」

けれども、その時はモデルの仕事にはまったく興味が湧かなかったという。



目的もなく、“なんちゃって制服”を着て遊んでいたあの頃


普通の女子は、モデルにスカウトされたら嬉しいと感じるのではないだろうか?

「う〜ん、だけど将来性があるとも思えないし、あまり興味なかったですね。カメラ目線とか、キモ!って感じで(笑)。でも、ママがやれやれってうるさくて、中学生の時には何度も大ゲンカをしました」



それでも、モデルの仕事はなんとか続けた。

「普段は門限が厳しいのに、モデルの仕事とかレッスンだと言うと遅くなっても許してもらえたんですよ。だから親の機嫌をとるために渋々やっていた感じですね」


ダラダラと毎日を送っていた彼女の人生観を変えたものとは?


高校に入ってからもそんな感じで、特に目標や目的意識もなく、なんとなく日々を過ごしていたという。

「適当に生きていければいい、くらいに思っていました。いろんな“なんちゃって制服”を用意して、スカートは夏用を3着、冬用を4着も持っていました。ネクタイやリボンもいろいろ変えて、渋谷、池袋、原宿……、都内のあちこちで遊びに出かけて。遊ぶといってもカラオケに行ったりプリクラを撮ったり、いま思えばかわいいものですけど」



そんなダラダラした毎日を変えたのが、ミスコンとの出会いだった。

「16歳の時に、初めてミスコンに出たんです。ミスユニバースのフィリピン代表だったんですけど、最年少で準グランプリに選ばれて……。これがすごく楽しかったんです。自分でも気付いていなかったけれど、私は競い合うことが大好きなんだと思いました」

ミスコンに生き甲斐を見出したセイラさんであるけれど、あるミスコンで人生観が変わるほど叩きのめされた。



ミスコンで叩きのめされたことが人生を変えるきっかけに


「2年前、18歳の時にミス・グランド・ジャパンというミスコンに出ました。この時も最年少でファイナリストに選ばれて、でも英語のスピーチで失敗してしまって……。英語はもともと自信がなかったんですけれど、あの時に人としての中身もちゃんとしていなければダメなんだと思い知らされました」

「STOP THE WAR」を大会スローガンに掲げるミス・グランド・インターナショナルは、美しさはもちろん、人間性も厳格に審査することで知られる。そこが評価され、現在は“世界三大ミスコン”と肩を並べるほどの規模となった。



そして、ミス・グランド・インターナショナルの日本代表を決めるのがミス・グランド・ジャパン。ここでトップ10に入れなかったことが「悔しくて、悔しくて、仕方がなかった」と振り返るセイラさんは、自分を変えようと心に決めた。

「正直、それまでは努力とは無縁の人生でした。でも、勉強も必要だし、レッスンやジムに通うことも大事。そこでお金を貯めるために居酒屋さんでアルバイトを始めたんです」



間もなく、セイラさんは旅立つ。フィリピンで英語を学び、その後はオーストラリアでワーキングホリデーを経験し、人間を磨くつもりだという。
留学の前に東京で行っておきたい場所は? という質問には、意外な答が返ってきた。

「入谷かな? 私、上野とか浅草が本当に好きなんですよ。渋谷とか六本木はアウェイな感じがして。私、好きな男性のタイプが変わってるってよく言われて、お腹が出ていてお肉をつまみたくなるような、大きな人が好きなんです。だって、安心感があるじゃないですか」

英語を学び、世界を経験した後、セイラさんはもう一度ミス・グランドに挑戦するつもりだという。2018年、ひとまわり大きくなったセイラさんに早く会いたい。


関連記事

東京カレンダーの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

トレンド アクセスランキング

ランキングの続きを見る

トレンド 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索