モデルや女子アナなんて、もうこりごり…。東大卒外コン男が求める“普通の子”の条件

モデルや女子アナなんて、もうこりごり…。東大卒外コン男が求める“普通の子”の条件

港区男子。

普通のサラリーマンでは考えられないほどの年収や地位を(若くして)手にし、港区で生活する者のことだ。

しかし、全てを手にしているかのように見える彼らが、必ずしも幸せとは限らない。

高い報酬と引き換えに、常人では考えられないような、神経をすり減らした日々を送っているのだ。

華やかな世界に住まう男たちの、光と“影”に迫る。

これまで登場したのは、年収2,000万でも財布は空っぽの外銀男、ビリオネアを目指す若手起業家。

さて今回登場する、港区男子とは?



<今週の港区男子>

名前:祥太郎
年齢:29歳
職業:外資系大手戦略コンサルティング会社勤務
学歴:東京大学
年収:2,000万
住まい:THE ROPPONGI TOKYO


何でも一番じゃないと、気が済まない男


待ち合わせ時刻ぴったりに、祥太郎はANAインターコンチネンタルホテル『シャンパンバー』に現れた。

「職場も家も近くて、よく来るんですよ」

彼はそう言って、慣れた様子でグラスシャンパンをオーダーした。

勝ち続けてきた男というのは、“根拠のある”自信に満ち溢れている。その鋭そうな目を見れば、彼が賢いというのは一目瞭然だった。

「1番じゃないと、気がすまないんですよね」

小学校も中学校も高校もずっと成績は1番で、物心ついた頃からずっとトップを目指してきたという。そんな祥太郎が進学した先が東京大学というのも、必然だといえる。

就活でもトップを目指し、「就活偏差値NO.1」と言われている外資系の大手戦略コンサルティング会社に難なく入社した。20代で年収2,000万円を突破し、同世代のピラミッドでは頂点にいるという自信が伺える。

六本木のタワーマンションに高級時計など、今のステータスを誇示できるアイテムは一通り手に入れているように見えた。

「あとは…結婚くらいですかね」

30歳という節目を目前に控え、手に入れていないものは「結婚」だけだという。

特に趣味もないようで、楽しみといったらお酒を飲むくらいだそうだが…。

「もう飽きましたよ。合コンや飲み会もやり尽くして、最近は心躍るような出会いなんてないっすね」

そんな現状に嫌気が差し、最近では可愛い子を求めて西麻布のラウンジに顔を出すようになったそうだ。


このままいけば独身貴族?30を目の前にした男の今後とは

「独身貴族にも憧れますけど、こんな生活があと何年も続くのってどうなんですかね」

40歳くらいになって20代前半の若い女と結婚するような、みっともない真似はしたくないという。

「周りが結婚し始めて気軽に飲める友達が少なくなれば、焦るんだろうなぁ」

エリート人生を歩み続けてきた彼が、30歳くらいでサラッと結婚を決めるなんてことは、いとも簡単にやってのけそうだが。

<東大><外コン><年収2,000万><港区のタワマン住み>

これにあと<トロフィーワイフ>の記号が加われば、ロイヤルストレートフラッシュと言えるのだろうか。

大学時代の彼女はミスコン出場者、社会人になってからは女子アナやモデルと付き合った。周りの友人と争うように“女”というカード集めを楽しんでいたのだ。

「その手の女は…もうこりごりっす。心の底から好きってわけではなかったかも。結局お互いステータスしか見てないんですよ」

自分が東大でなかったら、外コンでなかったら、高収入でなかったら、タワマンに住んでなかったら、きっと見向きもされていなかったと冷静に分析している。

「特にモデルは顔とスタイルがいいだけで、結婚は勘弁」

ちやほやされるのが当たり前の環境で仕事をしているためプライドの高さは尋常ではなく、「美しくいることが仕事なの」と言い、エステやブランド品など金使いも荒い。

誕生日プレゼントにバーキンをねだられ、嫌になって別れてしまったこともある。



女子アナならば賢い印象があるが、学生時代に自らミスコンに登壇し、厳しい就活戦線をくぐり抜けた強者たちだ。

その清楚な見た目でカモフラージュされているものの、根は相当強かで気も強い。

女子アナと交際中、浮気がばれてしまったこともある。以来彼女の束縛は激しくなり、どこで誰と飲んでいるか、証拠写真を毎晩要求してきたそうだ。

それなのに裏ではイケメン俳優と逢瀬を重ねており、祥太郎と別れた後はセオリー通りプロ野球選手と結婚したというオチだった。

「どうせプロ野球選手や経営者とか、玉の輿にのりたくて女子アナになったんすよ。腹黒いですよあいつらは」

そう語る祥太郎の顔は、みるみるうちに疲弊の色を滲ませた。


そんな祥太郎が求める理想の女とは

「癒されたい...」

朝から晩まで何十億という巨額のプロジェクトを動かし、仕事だけでも疲弊しきっている。

「飲み会行くな、浮気するな、ってプライベートまで疲弊させる女はもうこりごりっす」

自分は浮気するくせに、女の浮気の心配はしたくないというのは男の我儘であり理想である。

だから顔は絶世の美女でなくていい、“普通”に可愛ければいいそうだ。

職場では毎日、気が強くプライドの高い東大や早慶の女に疲弊しているため、妻の学歴は”普通”(MARCHかお嬢様女子大卒)がいいと言う。

祥太郎自身、女子大卒で専業主婦の母親の手料理を食べて育ってきた。結局、自分が育った家庭環境を求めているのだ。

「“普通”に可愛くて、浮気を見て見ぬふりをしてくれるくらい、器が広くて優しい。

そして、バーキンをねだってこない“普通”の金銭感覚であること。

自分のプライドを踏みにじらない程度の賢さで、“普通”に社会人経験を積んでおり、常識や仕事の大変さも知っている。

結婚したら仕事を辞めて、美味しいご飯を作って笑顔で待っていてくれる子がいい」

早口で語られた祥太郎の理想を聞いて、唖然としてしまった。

祥太郎の求める“普通の子”というのは、もはや女子アナやモデルよりも見つけるのが大変なのではないだろうか。



彼のようなエリートたちのFacebookに流れてくる「ご報告。」に添えられた写真。

「一体どんな女と結婚するのだろう」と期待して見てみると、彼らの隣で微笑むのは”普通の子”が多い。祥

太郎のように考える男は、きっと少なくないのだろう。

しかし港区に疲弊した彼らにとっての”普通の子”というのは、女子アナやモデルよりも今や希少かもしれない。

▶NEXT:10月3日火曜 更新予定
港区で15年飲み続けた、行き遅れた男の末路


<これまでの港区男子たち>
vol.1 年収2,000万でも、財布は空っぽ?28歳外銀男の高過ぎるプライド
vol.2 MARCH中退、若手起業家の下剋上。「たった数千万の年収でドヤ顔」エリートサラリーマンを追い越せるか?


関連記事

東京カレンダーの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

トレンド アクセスランキング

ランキングの続きを見る

トレンド 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索