土曜日の24時過ぎからしか食べられない、神楽坂の幻ラーメンが旨すぎる!

土曜日の24時過ぎからしか食べられない、神楽坂の幻ラーメンが旨すぎる!

神楽坂の毘沙門天からほど近い路地裏に、土曜の真夜中にだけひっそりとオープンするラーメン店があるという。

そんな気になる噂を聞きつけ、東京カレンダー編集部が潜入した!



土曜日の深夜、〆たくなったら探すべき路地裏の提灯
『中華そば まる田』

メインの神楽坂通りから、知らなければ見過ごしてしまうほどの狭い小路を入った先に、ぽつんと浮かぶ提灯。土曜深夜になると、一人また一人と小路に吸い込まれていき、提灯の前に列をなす。

東カレ編集部と一緒にこの店に潜入したのは、食通として名高い、ミュージシャンの小宮山雄飛さん。

「神楽坂は、名画座で映画を観によく足を運んだ思い出の街。ずっと気になっていたこちらにも、ようやくたどり着けました」
彼自身も、かねてから訪れたかったこの店こそ『中華そば まる田』である。


麺は全6種類。定番の「中華そば」は、シンプルながら旨みが凝縮された鶏ガラ魚介出汁に、よく煮込んだ分厚い手作りチャーシューが評判。

13年営む居酒屋『ちょい干してっ平』の店長・藤森氏が「神楽坂にいいラーメン屋がない!」と一念発起し、居酒屋の営業終了後の店で5年前に始めた。飲んだ後の〆にふさわしい一杯を作ろうと、ラーメン作りはイチから独学で学んだという。


ガラと魚介出汁の醤油ベースのスープはあっさりとしていて、ずっと飲んでいたくなる味。細かく刻まれたねぎが程よいアクセントになっている。

こだわりの麺は浅草開化楼のもの。気持ちよい程のど越しの良いこの麺は、シンプルな中華そばとの相性が抜群だ。


居酒屋の間借りということもあって、お酒の品揃えも豊富だ。日本酒20種、焼酎120種が壁一面に並ぶ。

「〆に訪れたつもりが、また飲みたくなってしまいそう。ウーロンハイ350円からシャンパン1万2,800円まで揃う、このギャップとアンバランス感が面白い!」と雄飛さん。


変わり麺を試してみたくなったなら、「生海苔そば」も外せない。定番「中華そば」と同じ鶏ガラ魚介スープをベースに、浜松産の生海苔がどっさりと盛られた、磯の香りいっぱいの一杯。

チャシューではなく蒸し鶏が添えられたさっぱりとした味わいで、テッペンまで飲んだ体に沁みわたる。沖縄料理のアーサそばを食べて、ひらめいたのだという。

店主の酒好きから転じて生まれた〆の一杯は、土曜に夜更かしした者だけが味わえる、深夜のご馳走だ。


普段は居酒屋『ちょい干してっ平』として営業するこちらの店


『中華そばまる田』の営業時には、手書きの布製看板が被せられる


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