女は、褒めろ!!定番のモテ・テクを実践した、優しさがウリの男。それなのにフラれた理由とは?【A】

女は、褒めろ!!定番のモテ・テクを実践した、優しさがウリの男。それなのにフラれた理由とは?【A】

男女の仲を深めるのに欠かせない、デート。

完璧だったと思ったのに、うまくいかないときもある。私たちはそんなとき、こう考える。

―あの時の、何がいけなかったのだろうか?

あなたはその答えに、気づけるだろうか。

優しいと言われて良い感じだった大知と涼子。しかし、2回目のデートで涼子は一気に冷めた態度になる。

その答えや、いかに。



ランチ終わりに大手町のオフィス街を歩いていると、向こうから見覚えのある顔が歩いてきた。

「あれ...?大知?」
「涼子?こんな所で何やってんの?」

大知は一時期よく遊んでいたグループの一人で、当時、密かに恋心を抱いていたことを思い出す。

「何って...この近くで、働いてるから。そっか、大知の会社もこの界隈だったね。」

たしか彼は、すぐ近くのオフィスビルに入る大手弁護士事務所勤務だったと記憶している。

「久しぶりだね〜。相変わらず、彼とは仲良くやってんの?」

「いつの話?もうとっくに別れたよ。」

当時、私には交際中の人がいた。だけど大知たちのグループと遊ぶようになり、その彼氏が急に色褪せて見えてしまったのだ。

しかし彼と別れたからといって大知と何かあった訳でもなく、そのまま私たちは疎遠になっていた。

「せっかくだし、今度ご飯行こうよ。涼子は今も青山一丁目に住んでるの?」

「そうだよ。あ、私LINEのID変わっているかも...もう一回、連絡先交換しようか。」

こうして、私たちは改めて連絡先を交換し、各々のオフィスへと戻った。

後日、改めて大知から食事の誘いが来た時には、思わずニンマリと笑ってしまった。


気になっていた人との再会なのに、デートで興醒めした男の言動とは

A1:他の子まで褒めなくてもいいし、呼ぶ必要はもっとなし


久しぶりに再会した大知とのデートは、『天麩羅 おばた』になった。

銀座のコリドー街からほど近いのにも関わらず、店内は、外の喧騒が嘘のように静かで落ち着いている。



「ヘェ〜じゃあ涼子は、あの後すぐに彼と別れたの!?」
「そうなんだよね...ちょっと、色々あって。」

大知は、私の気持ちに全く気がついていなかったようだ。でも、私は知っていた。

あの時、大知も私と同じような気持ちでいたことを。

大人数で遊ぶときも常に大知の視線を感じていたし、態度がバレバレだったのだ。

「そっか、色々あったんだね。でも涼子なら、大丈夫だよ。綺麗で性格も良いし、昔からモテるでしょ?」

彼は、昔から優しい。それも決して嫌味ではなく、自然と溢れ出てくるような優しさなのだ。

「どうしたの、急に?そんな褒めてくれてありがとう(笑)大知といると、つい甘えて何でも話しちゃうなぁ。」

そして大知は、口が達者だ。一緒にいる相手に気を使ってくれているのか、毎回何かしら褒めてくれる。

褒められて嫌な気分はしないし、つい甘えてしまう。

「それより、大知の方はどうなの?彼女とかいるの?」

「今はいないよ。涼子みたいなイイ女には滅多に出会えないから。」

歯の浮くようなセリフをさらりと言われ、思わず赤面してしまった。これは本心だろうか。それとも、ただのお世辞なのだろうか。

あまりにも褒められすぎると、逆に本心が分からなくなる。

私は恥ずかしくなり、慌てて話題を変えた。

「...そう言えば、美沙って覚えてる?」

美沙は私の親友で、前は皆でよく一緒に遊んでいた。

軽く話を振ったつもりだったけれど、大知は予想外の反応を示してきた。

「懐かしいなぁ...じゃあ、美沙の勤務地は銀座なの?アイツ、どうせ暇だろ?せっかくだし、呼んでみる?」

—あれ?今日はデートではなかったんだ...。

せっかく二人きりでの食事だったのに、友達を呼ぼうとするなんて。私は少し戸惑っていた。

決して、皆で飲むのが嫌なわけではないけれど、久しぶりの再会は二人だけで楽しみたかったのだ。

しかし、小さいことを言う女だと思われるのも嫌だった。私は笑顔を作って、すぐに返事をする。

「いいね。久しぶりだしね。金曜の夜だから空いてるかどうか分からないけれど...ちょっと連絡してみるね。」

結局2軒目から美沙が合流し、私たちは深夜まで昔話に花を咲かせた。

そして帰り際。方向が同じ美沙と一緒にタクシーに乗っていると、二人同時に大知からLINEが入った。

—今日はありがとう!また飲もうね。

グループLINEに入った、大知からのお礼LINE。これを見て、次第に気持ちが冷めていく。


デート中の行為と、このLINE。NGだった点はどこ?

A2:いい人だよね=どうでもいい人だよね。女は自分にだけ優しくしてほしい


「あ、大知からLINEが入ってる。昔から本当にマメだよね〜。毎回こうやって飲んだらお礼のLINEくれるし、女性陣みーーんなに優しいし。」

美沙の発言に、私は曖昧な笑顔を浮かべた。

きっと彼にとっては、飲んだ後のアフターケアも、当たり前のこと。女性を褒めることだって、何も特別なことではないのかも。

好きな相手だからやっている訳ではなく、ルーティーンワークのような感覚なのだろう。

—来週も、会えないかな?

すぐに、大知から個別にLINEが入った。もちろん会いたいけれども、グループLINE上では、まだ美沙を含めた3人での会話も続いている。

「大知が、またみんなで飲もうって言ってるよ。涼子、いつ空いてる?」

隣に座る美沙の言葉を聞きながら、私の心の中にはモヤモヤが広がっていく。

—私は、その他大勢の一人に過ぎないのかな。

そんなことを思ったけれど、とりあえず、揺れる車内で“OK”とだけ返信した。



2回目のデート、大知は『ラ カーヴ ド ノア』を予約してくれていた。お店に入る前に、一度大きく深呼吸をする。

なぜなら、私は気持ちを切り替えてデートに挑むと決めたから。



「この前も楽しかったよね〜。」

自然と前回の話題になるのは、仕方のないことだろう。しかし大知は、その後も嬉しそうに話を続けた。

「美沙のやつ、何にも変わっていなかったな(笑)昔から自由奔放でいいよね!そうだ、今度はお花見とかどう?またみんなで集まろうよ。」

—デートの最初に、どうして他の女の話を嬉しそうにするのかな...。

そして、そのあとの大知の言葉はさらに私をガッカリさせた。

「涼子は、食事会とか行かないの?モテそうだから、そんなのに行ったらすぐに彼氏出来ちゃそうだけど」

「誘われたら行くけど、なんか食事会の“初めまして!”のノリが苦手で。こうやって昔から知っている人だったり、友達の中でいい人見つけられたらいいなぁ。」

笑顔で返事をしながら、心の中では呆れ果てていた。

食事会に行って欲しくないならば、素直に“行かないで”と言えばいいのに…。

変にいい人ぶって核心をつかないから、余計にこじれていくのだ。

「でも大知はいい人だから、食事会に行って仮につまらなかったとしても、皆にいい顔してるんでしょ?嫉妬しちゃうなぁ。」

本当は呆れているのを悟られないように、私は少しおどけて冗談を言った。

「え?し、嫉妬?それって...」

「昔から、大知はそうだから。本当に、優しいよね。」

元々、大知は人に優しい。でも、皆に優しい人は、求めていない。

大知の優しさは、八方美人的な優しさだ。

せっかくのデートなのに他の女友達のことまでご丁寧に褒め、皆のケアを忘れない大知。それは素晴らしいことだけれど、もっと自分だけ“特別扱い”してほしい。

女は、いつだって自分が物語の主人公でいたいのだ。

「正直に言うとね、大知と再会できた時、すごく嬉しかったの。実は前から結構好きだったから。でも、2回デートをしてみて違うって分かったんだ」

彼は友達としては最高だけれども、彼氏としてはちょっと不安である。

他の人にも優しすぎる男は、女を勘違いさせる。

仮に私と付き合った後でも、そうやって勘違い女を生産し続けるだろう。

「さーて。今日も、後から誰か呼んでみる?」

八方美人は良いけれど、やっぱり自分は特別だと感じさせてくれる男の人が好きだ。

そんなことを思いながら、私は笑顔で「フォアグラのリゾット」を堪能した。



この回の【Q】はコチラ

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デートの答えあわせ【Q】: 次週、最後の答え合わせ!男性は、デートでいくら女性に使うべき!?


<これまでのデートの答えあわせ【A】>
Vol.1:「明日、朝早いから帰ります」は真実か?女が2軒目で帰る理由に気づかぬ男
Vol.2:2人きりで食事に行くことの意味。女性がデートの誘いに乗った本当の理由とは?
Vol.3:待ち合わせは「駅or店」どちらが正解?女が思う、ベストな集合時間と場所とは
Vol.4:男がデート中に見ている仕草。女が良いと思っていることが、仇になる?
Vol.5 : 男が勘違いしがちな“無駄な優しさ”。メニュー選びに潜む罠
Vol.6:店選びで女が見ている点。女が男に求める気遣いと、欲する一言とは
Vol.7:女は出す“フリ”をすべきなのか?会計時に男が女に求める行動とは
Vol.8:女だって、恥ずかしい。デート中に、好きな男性にだけ見せる仕草とは
Vol.9:あゝ悲しき男の勘違い。女が仕掛けてくるボディタッチの真の意味
Vol.10:女の「こんなの初めて♡」を真に受け、踊らされる男たち
Vol.11:あなたのセーターは、大丈夫?“家庭的でいい女”を目指した女の失態
Vol.12:女のさしすせそ「さすがです、すごい♡」の真意に気づかず、惑わされる男
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