代々木上原は地元民が愛する店こそ本気で旨い!絶対に外せない名店8選

代々木上原は地元民が愛する店こそ本気で旨い!絶対に外せない名店8選

今や東京きっての旬のグルメタウンとなった代々木上原。

美味しい店は多いと聞くけれど、もっとこの街を知りたいなら、まず地元住民が愛する店を押さえるのが先決だ。

今回は、数ある店のなかでも地域の人から絶大な支持を得続ける名店を紹介しよう。


大切な誰かを誘い訪れたくなるイタリアン『カーサ ヴェッキア』

代々木上原駅から徒歩数分で辿り付く路地にひっそりと佇むイタリアン料理店『カーサ ヴェッキア』。

控えめな佇まいながらも店内はいつも地元の人で賑わい、ダウンライトに照らされる人々の誰もが笑顔で、アットホームな心地よい雰囲気が流れるのも、シェフの見崎氏が作り出す料理の美味しさと彼の人柄ゆえだろう。


高校を卒業と同時に単身イタリアに渡り、はじめて訪れた地でさまざまな経験を積んだ見崎氏が料理と出会ったのもイタリアでのこと。

そこで人生を楽しむイタリアの人々が生み出すイタリアの食文化の温かさを知り、帰国後その美味しさを伝えたいと2001年にオープンしたのが『カーサ ヴェッキア』だったのである。

以前、住んでいた代々木上原という地を独立の場として選んだのもシェフの先見の明。

お得なパスタランチから徐々にその美味しさが口コミで広がっていき、常連の家族、友人、同僚…とお客がお客を呼び、今では代々木上原を語る上で欠かせない名店のひとつとなっている。


定番のパスタに加えて5種類ほど旬の食材を使用したパスタを用意する同店。

今回は用意いただいたのは夏に提供される「ハモとキュウリ レモンのソース」。アンチョビとドライトマト、レモンの皮をベースにしたソースに、キュウリのシャキシャキとした食感と味わいがプラスされ、この時期にぴったりの爽やかな一皿である。

本場イタリアを料理人としてではなく、一人の人間として赴き、生活した見崎氏だからこそ、『カーサ ヴェッキア』には彼の実体験が詰まっているのだろう。

まるでイタリアの温かさをギュッと凝縮したかのような温もりに、代々木上原の人々は日々癒されているのである。


罪悪感とは無関係なのに満足感も高い坦々麺が絶品『ジーテン』

吉田勝彦シェフが腕を振るう野菜を中心とした中華料理店『吉田風中国家庭料理 jeeten』。同店で味わいたいのは「坦々麺」である。

担々麺といえば、擦りごまに油をたっぷり加えて作る芝麻醤を使うところ、胃もたれしない吉田風中国料理は一味ちがう。ごま自体の油分だけで滑らかに伸ばした白ごまの練りごまを、多種多様の香味野菜、鶏のガラと挽肉でつめたスープで溶く。

油っこくなく、最後の一滴まで飲めるから、汁の中に残りがちな挽肉も平らげられるのが嬉しい。自家製ラー油の青花椒がピリリと効き、赤に負けない満足感。

そして、空になった器を前にしても、罪悪感とは無関係。なんせ麺はたったの80g、通常の約6割の分量だ。代々木上原に住む人々が通うのも頷ける名店である。


代々木上原で寿司といえばやっぱりここ!

住宅街ならではの落ち着きと実力を兼ね備えた『すし久遠』

グルメエリア代々木上原でも屈指の人気店として知られる『すし久遠』。

店主の野口智雄さんは、会員制の寿司店出身であり、名店でも務めた経験を持つ。

彼が独立するにあたってあえてこの代々木上原の小さな物件を選んだのは、そこに目指す店のスタイルがあったからだ。


カウンターわずか9席、自分の目が届く範囲に客席数を絞った。

「店をやるなら、満足いただける料理はもちろんのこと、質の高いサービスも必要だと考えました」。この規模でスタッフは常時5名が控えるというから驚かされる。


『すし久遠』のおまかせコースはつまみ10品、握り10品という構成。つまみと握りが交互に出てくるスタイルだ。これには、寿司だけでなく酒を楽しみながら食べ進めるようにという心意気がある。

酒好きを喜ばせるつまみは、クエの刺身やブリの炙りなど旬の刺身にひと手間かけたものや、手の込んだ海老芋まんじゅうなど、常時20種を用意する。

握りのレベルも、超一流。鮪に関しては脂の多い大トロは扱わず、中トロまでという潔さだ。上品な脂と赤身の美味しさがほどよく調和したところに鮪の真価を見出しているのだ。


店主自身も日本酒好きとあって、食中酒に向いた味わいのしっかりした日本酒が揃っている。

ワインは白のみ2種類だけだが、「好きなものを飲んで欲しい」という想いから持ち込みを歓迎するなど、食通に愛されるのもうなずける。

値段以上の料理ともてなしに、何度でも足を運びたくなる気取りのない隠れ家だ。


こだわりの自家製皮でつくる絶品水餃子『按田餃子』

料理家・按田優子さんとフォトグラファーの鈴木陽介氏が「女性に優しい餃子」をテーマに開いた水餃子店。そのコンセプトのもと、胃に優しく、カロリーも控えめになる水餃子に絞ったそう。

オーダーをしてまず驚かされるのが、特徴的な皮。自家製の皮には、殻ごと粉砕したハトムギが配合されているため少し茶色がかった色になるそう。この皮に包まれるのは、国産の鶏と豚をベースに季節ごとの素材を組み合わせた餡。

近隣住民の胃を優しく癒してくれる人気店だ。


4種類ある水餃子の中でも、一番の個性派が「鶏香菜と胡瓜」。按田さんがインドネシアのメノ島を旅した際に味わった胡瓜のサラダがヒントになっているそう。ココナッツと海老の風味が後を引く。


乙女風雀荘をイメージして作ったという店内。カウンター6席、4名がけテーブル1席。


地元民の憩いの場!おしゃれな赤提灯スタイルの『ランタン』

地下に続く、階段を降りると、パリのビストロのようなナチュラルでお洒落な空間。が、ここ『ランタン』は正真正銘、居酒屋なのだ。

メニューはえいひれ、ポテサラ、アジフライなどいわゆる居酒屋メニューで、その価格はほぼ500円前後。しかも、ただの居酒屋料理ではなく、元フレンチシェフのセンスが細部に効かされている。

オーナーが作りたかったのは、“唐揚げとハイボールのある赤提灯居酒屋”。


そんな店だからこそ、若者からおじいちゃん、地元の人にも気軽に来て欲しいと語る。その気持ちの表れが、20時までは唐揚げ2個とハイボール1杯が100円という価格設定!この驚きの良心価格に、誰もが気持ちよく酒を飲み始められるのだ。

逆に安すぎて「え、大丈夫?」なんて思われてしまいそうだが、こちらは『メゾンサンカントサンク』の姉妹店でもあるので、東京カレンダーが胸を張って太鼓判を押せる。

駅から徒歩0分という好立地で、こんなにもお得なお店。知らないなんてかなり損しているぞ!


人気急上昇の四川料理といえばここ!

辛い!でも旨い!一度食べたらまたすぐに食べたくなる四川料理の名店『川菜和酒 虞妃』

代々木上原から徒歩2分の『川菜和酒 虞妃』。オープンキッチンで腕を振るうのは、都内や本場四川で研鑽を積んだシェフ佐藤剛氏だ。

同店の人気NO.1は「虞妃特製 麻婆豆腐」。辛さは「小・中・大」の三段階から選べ、今回はもちろん最大の大辛でオーダー。

店主のこだわりとして「麻婆豆腐は煮るのではなく炒めるのが大事」という理念のもと、全体を煮詰めず、手早く炒めて作られていく。


まず自家製の麻辣醤、高級な郫県豆板醤、豆豉、ニンニク、唐辛子の粉末を油で炒め、鶏ガラスープを加える。その後炒めた挽肉を入れて、紹興酒、醤油で味を調え、片栗でとめる。

そこに辣油と山椒油を加え、香ばしさを出すために少し炒めてから盛りつけ、仕上げに山椒と唐辛子の粉をかけて完成!

この炒めた唐辛子と、仕上げにかかる唐辛子の辛さの違いが、辛味に深みをプラス。山椒の程よい痺れもいいアクセントに。


サラッとした口当たりながら、奥深い味わいのスープに技ありの「虞妃特製 坦々麺」もおすすめだ。

「坦々麺」で使う芝麻醤は、すり胡麻を油で熱して作る店もあるが、同店はジューサーで攪拌して油と乳化させている。それ故、スパイスの辛さが主張しすぎず、胡麻の香りが引き立つまろやかなスープが完成するのだ。

また、適量の酢を入れるのもポイント。コクがありながらもさっぱりとしたスープは、喉越しの良い細麺とベストマッチ!あまりのおいしさに自分だけの秘密にしたくなるメニューである。


旬の食材を使用した季節料理も揃え、ディナーでゆったり紹興酒を楽しみたくなる名店だ。

四川料理の基本のメニューなのに、美味しさのレベルはけた違い!

一度食べたらまた忘れられなくなる美味しさゆえ、きっと通いつめてしまうだろう。


ひっそりと佇む名店で味わう焼きたてピザは他にない美味しさ!『エンボカ東京』

代々木上原駅から徒歩数分、住宅街を歩くと辿り付く『エンボカ東京』。同店で味わえるのは、薪窯で焼き上げた絶品ピザだ。

ピザはイタリア料理であるが、同店で味わうピザは日本人が食べるとどこか懐かしく、今まで食べてきたイタリアンのピザとは一線を画す存在なのである。

その他にない味わいの鍵を握るのが、オーナー今井氏が作り上げたピザ生地である。


まず小麦粉は、なるべくひき立てに近い状態の小麦粉を使用したいという想いから、国産の小麦粉を使用。4種類を独自の配合でブレンドしているのもポイント。

旨みを追求した粉をベースに、香りを表現する粉、サクッとした食感を表現する粉など、それぞれの小麦粉の良さを活かしつつ、粉を配合しているのだ。

日本人が心から美味しいと思う小麦の旨みを追求したピザ生地は、奥深い甘みと、香り、そしてモチモチとした食感が堪らない。


「デザートピザ」目的に訪れる人も多いという『エンボカ東京』

。同店のデザートピザは、旬のフルーツが美しく盛られたインパクトの強いビジュアルで登場。出てきた瞬間の歓声は必至だ。そして口に運ぶと、ため息がこぼれるほど美味しい。

生地とフルーツのマッチングを高める役割を果たすのは、生地の上に塗られたヨーグルトソースとはちみつ。どんなフルーツとの相性も良く、爽やかさもプラスしてくれるのだ。

この日は、「とちおとめ」と「ブンタン」の2種類の季節の果物を使用。あまりの人気に1日5枚限定になった「デザートピザ」は、早めの時間に来店し、席についたら即オーダーしよう。予約はできないため、とにかく早い者勝ちだ!


ピザの他にも、薪窯の良さを最大限に活かした料理も揃う同店。

ジューシーで旨みたっぷりの「鹿児島黒豚のスペアリブ」や、〆の人気メニュー「生ハム にぎり寿司」など、オリジナリティーを感じる料理が多く、季節の料理も随時追加され、いつ訪れても違った味わいに出会えることから、地元の人も季節が変わると訪れたくなる名店なのだ。


美味しい和食が食べたいときはこちら!

鮨の名店が手がけた、隠れ家和食店『割烹 一楓』

『すし久遠』が初めてプロデュースする和食の『割烹 一楓(いちか)』は、代々木上原でも話題の一軒。

代々木上原駅から徒歩5分と、駅近ではあるが、閑静な住宅街の中にその店はある。まさに「大人の隠れ家」という趣きだ。


こちらでは、その時に一番おいしい旬の味を、店主の岩崎氏にお任せにして味わうことができる。

中でも天ぷらの技術が素晴らしく、夏には「とうもろこしのかきあげ」が。口にするとさっくりとした揚げ衣と、甘い粒が同時にはじける感覚がたまらない。

お任せのコースなら一品一品をちょうどいいタイミングで供されるので、こちらの会話が途切れることがない。大人のお忍びデートにも、ぴったりの店だ。


お刺身の仕入元は『すし久遠』と同じ。言うまでもなく新鮮で美味!


器も美しく、店のしつらえは粋そのもの


暖簾を潜り階段を下ると辿り付く大人の隠れ家酒場『酒場 まるしゑ』

代々木上原駅の目の前にありながら、地下へと続く階段を下り、辿り付く隠れ家感のある佇まいで出迎える『酒場 まるしゑ』。


店内に入ると、カウンターから笑顔で「こんばんは」と店主・由夏さんが出迎えてくれる。彼女の元気な笑顔と声に、初訪問の緊張感は一気にほぐれてしまうだろう。


お一人様や2名ならばカウンターがおすすめだが、テーブル席やグループで利用できる半個室も備えるので、さまざまなシーンで利用できるのも嬉しい。

メニューに目を通すと、最初に目にとまったのは豊富に揃う「おばんざい」の数々。グラム売りになっていて、気になった料理を少しずつ食べられるのも嬉しい心遣い。

旬の野菜を使用したおばんざいは、どれも野菜の美味しさを活かし、たっぷりと野菜を楽しめるように工夫されている。


「女性がひとりでもふらっと気軽に立ち寄れる、野菜をつまみにお酒を楽しめるお店を」という想いで『酒場 まるしゑ』をオープンした店主・由夏さん。

市場で仕入れる新鮮な旬の野菜をメインに使用し、女性ならではの視点で作られる料理は、ホッと心落ち着く味わいで、食べ進める度に癒されていく。

「今夜は代々木上原で飲み明かす」と決めた日の一軒目として『酒場 まるしゑ』を訪れれば、きっといい夜のスタートを切れるだろう。



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