絶賛婚活中の36歳。“飛行機通勤”を楽しむ、フットワーク軽すぎな港区男子の日常

絶賛婚活中の36歳。“飛行機通勤”を楽しむ、フットワーク軽すぎな港区男子の日常

1人の港区男子と繋がれば、100人の港区男子と繋がる。

人間は、同じステータスの者同士で一緒にいるのが一番気遣わずにいられるのだから、港区男子が港区男子と交流を深めるのは当然だ。

友人同士の何気ない会話から、ビジネスに発展することも少なくないと聞く。

では彼らは実際の所、どんな交友関係を持っているのだろうか?

その華麗なる交友関係の実態に迫ってみよう。

前回は真っ赤なフェラーリを乗りこなす港区男子を紹介した。さて、今回は?



【今週の港区男子】

名前:ダイキさん(36才)
出身地:島根県
職業:家業をはじめ、6つの会社の取締役に名を連ねる
交際:独身


爽やかイケメン港区男子が過ごした、激動の20代


港区男子と聞いて、すぐにパッと思い浮かぶイメージといえば、夜、シャンパン、そして野心的にギラついたオーラ、というのが一般的だろう。

だが、ダイキさんの第一印象はその真逆。

ほどよく鍛え上げられた肉体に焼けた肌、カジュアルなファッションがよく似合い、ハッピーオーラ全開。

焼けている肌も少し茶色がかったヘアスタイルも、あくまで自然。まるでたった今、海から上がって来ましたと言わんばかりの爽やかな風貌。

ひと目で、人を惹きつけるタイプの人だとわかる。

差し出された名刺の裏に書かれている会社名だけでも6つ。そのどれもがまったくの別業種であり、中にはタイという文字も見える。

一体全体、彼は何を生業としているのだろうか。

「大袈裟ではなく、本当に何もないところ」と本人が語る島根県の田舎町から、18歳で上京したダイキさん。

実家は代々、某大企業の下請けとしては最大規模という会社をいくつも営んでいるという。それゆえ、当時の仕送りは40万円、マンションの家賃17万(もちろん実家の援助)と、華麗なる大学生活を送っていたそう。

「今思えば、当時がいちばんいい暮らしをしていたかも(笑)。ただ、早々に気づいたのは、東京という街はお金がないと面白くない場所だということ。だから仕送り以外にも自分で稼ごうと、知り合いの会社のウェブサイトを作ったり、小銭を稼いでました。

当時はまだ会社のホームページを1ページ作るだけで、20万円とかもらえた良い時代だったので」

このとき、WEBの仕事の発注元である会社の社長から、「うちで働かないか?」と誘われた。だが…。


早々にリタイア生活に入った、その理由とは?

3,000万の貯金を元に25歳でリタイア生活


「結局、大学を中退して彼の会社で働き始めたんです。ところが、中に入ってみると今で言うところのブラック企業、それもハンパないやつで(苦笑)。

始発で出社して26時退社、月の残業時間は400時間を超えることもザラ。さすがに無理!と、4年で見切りをつけて独立しました」



独立後はWEB制作を筆頭に、代理店業務などすべてを1人でこなすも、「自分の分だけを稼げばいいっていうのは、こんなに楽なんだ!」と驚いたという。

そして、次々と舞い込む仕事をさばいているうちに、気づけば25歳になっていた。

「無我夢中で働き続けて、ガッツリ稼げるようにはなっていたけれど、疲れちゃったんですよね。ちょうどその頃、仕事上の壁にぶち当たったこともあったし。1度リセットしたいな、と思ったんです」

そこで彼が起こした行動は、タイに移住するというものだった。

元手になったのは、それまでに貯めた3,000万ほどの貯金。

「まぁ一応、毎月小遣い程度は稼いでくれる仕事は東京に残して、完全なるセミリタイア生活です。タイを選んだ理由は、物価が安いこと、年間を通して暖かいこと、あとは遊ぶのに困らないから(笑)」


25歳で早くもセミリタイアを選択したダイキさん。現地での生活はどんなものだったのだろうか。

「朝起きてすぐ飲んで、夜になったらまた店で飲む。毎日それだけの繰り返し。シンプルでしょ?(笑)。

でもね、最初の1か月はめちゃめちゃ楽しいんですけど、2か月目からは辛いんですよ、暇で。明日やることがない、っていうのが、これほどまでに辛いことだとは、正直思いませんでしたね(苦笑)」


ゴルフ三昧の日々がもたらした、人との出会い


毎日飲める相手も飲める場所も、実はそうそう見つかるものではない。

暇を持て余したダイキさんは、ゴルフクラブを握った。ゴルフ天国とも言われるタイは、バンコクから車で約1時間ほど行けば、コースは無数にあるからだ。

「年間200ラウンドはやったんじゃないかな。1日3ラウンドなんて馬鹿げたこともしましたね、暇だから(笑)」

ところが、である。そんな噂を聞きつけた東京時代に付き合いのあった社長たちから、「今度タイに行くから、アテンドしてよ」という声が次々と掛かったのだ。

「送迎車の手配をして、ゴルフも付き合って、さらに夜の街もナビする。完全にガイドです。でもね、みなさん、僕の生活を羨ましがるんですよ(笑)。

それで、社長たちが言うのはみんな同じ。“日本とタイを行き来できるような仕事を作ってくれ”」

そこからダイキさんのタイでのビジネスがスタートする。

タイに会社を作りたい、店を作りたいという人の窓口となり、進出をサポートするコンサル業を始めたのだ。

「ただね、冷やかし半分で口だけの人も多くてね。最後の方は相談料として1時間$100取るって言ってました。そう言えば、本気の人しか相談には来ませんから」

とはいえ、20代のがむしゃらに働いていたときほど、目に見える結果が残せない。タイではまだまだ、大企業以外で成功を収めるには難しいという現実も知った。

「あとね、当時はSNSが爆発的に普及し始めた頃で。同世代の経営者たちが続々と成功し、会社を上場させていくニュースを見る機会が増えて、なんとなく焦燥感にかられたんでしょうね。このままでいいのか、俺? みたいな(笑)」

その焦燥感は徐々に大きくなり、3年前に33歳で日本への帰国を決断する。


島根と東京を往復するデュアルライフを満喫

日本で再び、イチからの仕事。

だが、そこは今までタイで培ってきた人脈が役立った。



「就職活動みたいなことは、人生で1度もしたことがないです(笑)。

人とのつながりで仕事を頼まれるか、あとは僕のSNSを見て“こういうの出来ない?”って話がくるか、ほとんどはそこから始まってますね」

実際、趣味のカメラ好きが高じて撮影した本格的な動画や写真をSNSにアップしたところ、現在はインスタグラムのコンサルや映像制作の仕事が増えているという。

また、タイで出会った社長たち数人と日本酒ビジネスを立ち上げるなど、幅は広がる一方。

ちなみに日本酒ビジネスは、ダイキさんの先々代が道楽で始めたという日本酒の酒蔵をもう一度盛り上げようと立ち上がったとか。



「自分で言うのもなんですが、フットワークは軽いほうだと思います。もし、“今夜、タイで飲み会あるから来なよ”ってお誘いがあったとして、それが本当に価値のあるものだと思えば、すぐ飛行機を押さえて飛びますもん」


真剣に彼女募集中。結婚も視野に婚活に励む


彼のフットワークの軽さはそれだけではない。なんと、現在は故郷の島根と東京を行ったり来たりする生活を送っているのだ。

「飛行機通勤って呼んでいます。だって、ドアtoドアで、たった3時間ですもん。毎週月、火は島根で家業を手伝って、水曜から週末は自分の仕事や遊びのために東京で過ごす。これがルーティンですね。

島根ではとにかくのんびり。毎日サーフィンして、自炊して寝るだけ。東京ではたくさんの人と会うので、自分1人の時間を持つのって、結構貴重で。スーパーで半額になったお惣菜を買って帰るのが喜び、なんていう地味さもありますが(笑)」

東京での夜の過ごし方はというと、最近はもっぱら“嫁探し”の飲み会に精を出しているのだとか。

「周りが結婚し始めたこともあり、結婚願望が少し高まってきまして。でも、もう4〜5年彼女がいないので、浦島太郎状態で…。まずはリハビリ感覚で、飲み会をセッティングしてもらっています(笑)」

可愛い女の子を連れてきてくれるキーパーソンを押さえているのもまた、これまで培ってきた人脈ゆえ。ちなみに、気に入った子をデートに誘うなら、和食が多いそう。

「麻布十番の『いずみ』は、飲んで食べても1人¥12,000程度で味も抜群。この店もタイで仲良くなった人に紹介してもらいました」


車に総額1億円。仕事のモチベーションは車にあり


自炊をしたり、飲食店ではコスパを気にしたり、また、身につけているものがTシャツとデニムというシンプルさゆえ、これまで紹介してきた港区男子とはいささか様子が違うダイキさん。

さぞかし貯金しているのだろうと聞いてみると…。

「僕、車だけは別なんですよ。島根で乗っているFUGAを含めると、今所有しているのは全部で4台。総額で1億円近くかけているかもしれません(笑)」

最後に飛び出したのは驚くべき車の話だった。



「1,500万ちょっとで購入したGTR、2,000万だったマセラッティ、そして今納車を心待ちにしている1台が、ランボルギーニのアヴェンタドールです。

都内で駐車場を探すのは大変ですけど、なんとか見つけたい。この車の存在が今、仕事へのモチベーションになっていますね」

好きなものには躊躇なく投資するあたりは、やはり彼も港区男子だ。

▶NEXT:7月27日 金曜更新予定
港区で人気のレストランオーナーの、著名人との交友録!



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