実は同じ歳!長澤まさみと東出昌大が西麻布で31歳のリアルを語る

実は同じ歳!長澤まさみと東出昌大が西麻布で31歳のリアルを語る

映画『コンフィデンスマンJP』で共演する話題のコンビ、長澤まさみさんと東出昌大さん。

そんなおふたりを“少量多皿”のコース料理で注目を集める、西麻布の隠れ家的イタリアン『珀狼』にお連れした。

同じ年齢で、同じ演技者というふたりは、一体何を語り合うのだろうか?



話題のふたりは31歳。だから分かること、言えること

今月号の表紙を飾ってくれたのは長澤まさみさんと東出昌大さん。

このコンビと言えば、そう、2018年に放送されて好評を博した月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』である。

その劇場版が、いよいよ5月17日に公開されることになり、今回はその話題のおふたりを話題のお店にと、西麻布にあるイタリアレストラン『珀狼』へとお連れした。



同店の魅力は劇場型カウンターから供される少量多皿のコース料理。皿数は全部で30ほど。

それを知った長澤さんと東出さんは目を丸くして、「すごい」と声をひとつにする。

いかにも息ぴったりといった感じだ。ナイフとフォークを動かして料理を口に運び、談笑する様子も実に自然で、日常の一ページのようにも見える。



思わず「一緒に食事されることもあるんですか?」と訊ねてみたが、長澤さんは首を横に振った。

「東出さんからは美味しいお店の話をいろいろ聞いてはいますが、仕事の打ち上げ以外ではなかなか食事に行くチャンスがないんです」

その発言に東出さんも相槌を打つ。

「役者をやっていると、仕事帰りに共演者と寄り道してごはんを食べるってことがほとんどないんです。セリフを覚えたり、身体を休めたり、翌日の撮影のためにコンディションを整えなきゃいけませんから」



確かに、カメラを向けられる仕事とはそういうものかもしれない。

「だからというわけではありませんが、僕は割と家で料理をします。この間はガラムマサラを使ってカレーを作りました。今までは市販のルウを活用していたんですけど、本を読んだら興味が湧いてしまって。

でも、スパイスの蘊蓄を語るようになったら女性から煙たがられそうですよね。その反面、男がハマる何かがカレーにはある。理想と現実の狭間で揺れる。今、そんな心境です」

そう話す東出さんの顔つきは、乱れたところがなく、真面目だ。それを見て、長澤さんはさもおかしいというようにケラケラと笑う。そのコントラストがなんとも微笑ましい。


「美味しいものを食べたい仲間が集う〝食通の会〞があって……。また行きたいお店が増えました」


続けて、食にまつわる話をさらに深掘りしてみることに。すると、どうやらおふたりとも、仕事が落ち着いているときは、ここぞとばかりに外食を楽しんでいるようだ。

「私には食通の食べ友がいて、そろそろ行く? みたいな調子でお出掛けします。この間は、二十歳のときに連れていっていただいてからお気に入りの中華料理のお店で、母の還暦祝いをしました。

母と会うのはたいてい久しぶりであることが多いので、話したいことがたっぷりあります。だから、こちらにあまり干渉せず、そっとしておいてくれる店がありがたいですね」



「付かず離れずの接客をしてくれる店は僕も好きです。赤ちょうちんにひょいと入ることも、老舗の鰻屋に襟を正して出掛けることもあって、ジャンルはまちまちですけど。やっぱり食事相手との会話に集中できる店を選ぶことが多いでしょうか」

おふたりが出演する映画『コンフィデンスマンJP』の香港ロケの合間にも、共演者やスタッフと食卓を囲んだらしい。現場の雰囲気も良かっただろう。そう思って水を向けると、東出さんが口を開いた。

「何より主演である長澤さんの仕事に対する熱量が、現場の士気を高めていました。ご自身の出番がなくても現場にいらっしゃいましたから」



それを聞いた長澤さんは、「いやいや」と苦笑交じりに言葉を継いだ。

「自分の集中力を途切れさせないように必死だっただけ。それに、こひさん(小日向文世)が朝から晩まで元気に撮影に参加しているのを見たら弱音なんて吐いていられませんよ。

先輩方は本当にパワフル。この方々の体力は一体どうなっているんだろうと不思議に思います」


「オンとオフがうまくなって余裕が出てきた分、まだまだ知らない世界を知りたくなる」


そして、長澤さんは少し考える素振りを見せて、こう続けた。

「好きなことを仕事にしたからなのかもしれません。いつまでも若々しくて、希望に満ちているのは。だからと言って、人生、綺麗ごとだけでは済まないのもわかっています。

それでも先輩方の背中を追って進んでいきたい。その代わり、いつまでも観てくださる方の目に新鮮に映るように、よりいっそう探求心を大切にしなければと強く感じています」

自分が置かれている状況を冷静に客観視できるようになるのはやはり30代になってからなのだろうか。



「20代と比べて、自分が無知であるとより深く自覚できるようになりました。今だからこそ、いろんなことを勉強して楽しみたい。悩みの数も減りました」とは東出さんの弁だ。

〝地に足がつく〞という表現があるが、目の前でリラックスした表情を見せるおふたりを眺めていると、30代はようやく根を下ろし、平穏さを手に入れる時期なのかもしれないと改めて思う。

そして、その等身大の魅力を目の当たりにさせてくれるのが、今年、大注目の映画『コンフィデンスマンJP』であることは間違いない。



■プロフィール
長澤まさみ 1987年生まれ、静岡県出身。2000年に第5回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞して芸能界入り。同年、映画『クロスファイア』で女優デビューを果たす。映画『キングダム』が大ヒット公開中。

■衣装
トップス¥123,000、スカート¥139,000、コート¥293,000、バッグ¥155,000〈すべてランバン/ランバンジャパン TEL:03-4500-6172〉



■プロフィール
東出昌大 1988年生まれ、埼玉県出身。モデルとして活躍した後、2012年、映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビュー。主演を務める舞台『二度目の夏』が今夏、本多劇場にて上演される。

■衣装
スーツ〈エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン株式会社 TEL:03-6274-7070〉


― Coming soon ―

『コンフィデンスマンJP』
好評を博した2018 年放送の月9ドラマがスケールアップ。香港を舞台に、百戦錬磨のコンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子、ボクちゃん、リチャードが痛快で壮大なコンゲームを仕掛ける。5月17日、全国東宝系にて公開。


ふたりが訪れたのは...『珀狼』

2017年のオープン以来、少量多皿の名イタリアンとして人気を博す。アンティークの和皿を使い、感性を高められるようなコースは見事。全12品¥9,000と、全18品¥13,000のコースがある。是非ワインペアリングと共に楽しみたい。



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