中村アンと2年ぶりにデートしてみたら、ぐっと大人の女になっていてドキドキした!

中村アンと2年ぶりにデートしてみたら、ぐっと大人の女になっていてドキドキした!

はじける笑顔に、しなやかで引き締まったボディ―ー

今や“ヘルシービューティ”の代名詞である中村アンさんを美味しいお肉のある、とっておきのデートに誘ってみることにした。

中村アンさんといえば、ちょうど2年前、東京カレンダーが30歳を目前にした彼女を取材したことがある。


当時はその時期の女性ならではの心の揺れを、正直に語ってくれた中村さんだが、2年たったいま、彼女はどう変わったのだろうか。

艶めく夜の東京で、彼女に訪れた変化と、新しい素顔に迫った。



「ちょっと背筋が伸びるようなお店もたまにはいいなって思うんです」

「男友達と一緒にいても、セクシーだねとか、色っぽいねとか、言われたことがなかったんです。それで、かきあげヘアが生まれました。女性ならではの仕草を取り入れたら、モテるんじゃないかと思いまして。

単純ですよねえ(笑)。でも、そのおかげで、私という人間を多くの方に認知していただけました。ありがたいことです」

2017年の7月号以来、ほぼ2年ぶりに本誌の表紙を飾ってくれた中村アンさん。相も変わらず、トレードマークのロングヘアをかきあげる仕草が素敵だったので、インタビューは、ついそこから始まった。

今回、中村さんに体験してもらったのは、恵比寿を舞台にした〝美味しいお肉デート〞。



極上の薪焼きステーキを提供し、今や「予約が取れない店」と呼ばれるほど人気を集めているイタリアンレストラン『Tacubo』と、〝いいバーにはいい大人が集う〞のセオリーを体現している『Bar TRIAD』のハシゴである。

「どちらもとても美味しかった。一軒目ではひさしぶりに背筋がすうっと伸びる思いがしました。

近頃、プライベートではハイボールと焼き鳥のようにカジュアルな食事が増えていて、それはそれで楽しいけれど、ときには緊張することも必要かもしれませんね。それから、二軒目も新鮮だったなあ。

私、普段は滅多にバーに行かないんです。若い頃は別ですよ。大学まで行ったので、合コンにデート、普通の女の子が経験することはひと通りやってきたので、今日のような場面も当然ありました。

でも、今は家で飲む方がラク。だって誰にも邪魔されない贅沢ってあるじゃないですか」



突っ込んで話を聞いてみると、気に入ったワインを見つけると買って帰り、コレクションしているちょっといいグラスやデカンタでひとりの時間を満喫するという。ときにはウイスキーも飲むそうだ。その際には真ん丸のロックアイスを作るとか。

「インターネットを見ながら、お酒を味わうのがたまらなく至福です」

そう語る中村さんの表情はとても明るかった。が、思えば2年前はいささか様子が違っていたはずだ。あのとき、彼女は30歳目前だった。

「自分はこのままでいいのだろうか」と不安に襲われ、同じように悩みを抱える同世代の声を探してネット検索を繰り返すと話していた。



30歳という人生の分岐点を乗り越えて、心の持ちようが変わったのだろうか。「肩の荷がおりたという実感はあります」と、彼女は言った。

「私がお芝居のお仕事をいただけるようになって間もなかったので、共演者の方、スタッフの方、そして視聴者の方から色眼鏡で見られているようでプレッシャーばかり感じていました。

それが、この2年間に演じる機会を度々いただいたおかげで、自分の中の〝お客さん意識〞がだいぶ薄らいだんです。とくにドラマに主演させていただいた経験は私にとって大きかった。

最後までやりきれるのか不安で、収録が終わるのを指折り数えて日々を過ごしましたが、私は役を全うすべき当事者なのだと自覚させられる、かけがえのない経験になりました」


「後悔したくないから、今は切磋琢磨する」中村アンの仕事への思い


「地に足のついた」という表現がある。まさにそういうことなのだろう。経験を積むことの大切さを、彼女の言葉は端的に物語っている。

そして、今の自分を少し肯定することができるようになったら、欲も湧いてきた。役者としてスタートが遅かったことをむしろ逆手に取り、観る人を驚かせることができたらと、闘志を燃やしているようだ。

「32歳は、結婚して、子どもがいてもいい年齢なんだろうと思います。でも、今そっちに舵を切ってしまったら不完全燃焼になってしまう。私は仕事で求められる人間になってから家庭を持ちたい」

語気が強くなった。それに気づいたのか、中村さんは「自分でもこんなことを言うなんて思ってもいませんでした」と照れたように笑った。



恐らく日頃からよく考えているのだろう。彼女に会うと、今より未来を見据え、切磋琢磨しているような印象を抱かされる。その感想を伝えると、「一見、考えてなさそうに見えますけどね」と悪戯っぽい表情で前置きし、再び言葉を継いだ。

「学生時代にチアリーディングのキャプテンをやっていたからかもしれません。

大会の前ともなると、常に周囲の状況を確認し、どんな技に挑むか、力量が足りなければ、見切ってどうするかばかりを考えていましたし。それに比べると、今は頭を使わなくなりました。だから、気配りができる方を尊敬します。

例えば、ドラマ『集団左遷!!』で共演した香川照之さん。撮影が遅れていて、現場がピリピリしているときほど、若手のスタッフをいじって、全員の肩の力を抜いてくれた。それを見てしみじみ思いました。

求めてもらうためには、やっぱり人間力。大人になれば、外見より内面を磨かなければいけないんだな、って」

かつては、モテたいという気持ちで外見にとらわれた。そして今は、「料理をしたり、部屋を片付けたり、丁寧に暮らすことが女性らしく、本当の色気をもたらすのではないか」と中村さんは言う。



「物がありすぎると心が乱れる。ハイブランドのブティックのように、洋服は適度な間隔で収納する。『片づけられる人は、うまくいく。』でしたっけ。そんな本もたくさん読みました。まあ、なかなか実践できませんけどね(笑)。

でも、目の前にあるモノやコトから目を背けず、受け入れるだけでも、心の持ちようはずいぶん変わるのだという実感は持てるようになってきました。

不安定な仕事だから、将来に対してもちろん不安を抱かないわけではないけれど、結局は自分が人としてしっかりしていなければ活躍できるはずがない。歳をとればとるほど、きっと」

そう話す中村さんの顔つきは清々しかった。2年前の彼女を思うと確実に一皮むけた感じがした。

そこには一切の媚びはなく、30歳を通過した等身大の女性がありのままの気持ちを吐露しているだけのようだった。その素直さこそが中村アンの強さであり、支持を集める絶対的な要因なのかもしれない。


中村さんをお連れした、お肉の美味しい2軒とは?


『TACUBO』

恵比寿駅の喧騒から離れた住宅街に薪焼きステーキが名物の店がある。店の存在を告げる扉は実に控えめ。

いかにも知る人ぞ知る隠れ家といったその佇まいに期待がぐっと膨らむ。



料理はおまかせのコースのみ。メインには十勝田くぼ牛など、その日に最も状態のいい赤身の牛肉の薪焼きを用意。

表面の香ばしさと、内側のジューシーさのコントラストが堪らない。


水分の多い生木を使うことで、お肉の表面が乾かない程度に適度なクリスピーさを実現することが可能に。店内には焚火のようないい香りが漂う


カウンターの向こうに広がる厨房には、オーナーシェフ・田窪大祐氏がこだわったという薪の暖炉が



2016年春にオープンし、2年連続でミシュランの一つ星を獲得するカウンターイタリアン。

広尾『バルカ』、恵比寿『アーリア ディ タクボ』を経た田窪大祐オーナーシェフが、“薪焼き”の肉料理をはじめ、自然の持つ生命力や美しさを表現する。



『Bar TRIAD』

専用の小型エレベーターに乗り込み、互いの距離を自然に縮めながら到着した4階は、まるで海外のバーのよう。大人たちの寛ぎの空間が広がっている。

アブサンをはじめとする薬草系のリキュールを充実させる恵比寿『Bar TRAM』の姉妹店で、実際にヨーロッパの駅構内で使用していた自販機などがインテリアとして飾られている。



いいバーにはカツサンドがオンメニューされているという定説があるが、『Bar TRIAD』も然り。

ハイレベルなフードメニューを提供する姉妹店『Bar TRAM』のカツサンド(¥1,650)をオーダーすることが可能だ。


■プロフィール
中村アン 1987年生まれ、東京都出身。高校・大学とチアリーディング部に所属し、全国大会にも出場。現在は女性ファッション誌『BAILA』のレギュラーモデルを務める。2018年4月期の『ラブリラン』で連続ドラマ初主演を務め、その後『SUITS/スーツ』や『集団左遷!!』など、数々の話題作に出演し、女優としても意欲的に活動中。

■衣装
【中村さん】ブラウス¥113,000、スカート¥138,000〈ともにヌメロ ヴェントゥーノ/IZA TEL:0120-135-012〉、時計¥1,950,000〈ジャガー・ルクルト TEL:0120-79-1833〉、ピアス¥42,000〈キリハ/ハルミ ショールーム TEL:03-6433-5395〉、バッグ¥318,000〈ヴァレクストラ/ヴァレクストラ ジャパン TEL:03-3401-8071〉、パンプス¥79,000〈ジャンヴィト ロッシ/ジャンヴィト ロッシ ジャパン TEL:03-3403-5564〉
【男性】スーツ¥98,000、シューズ¥49,000〈ともにデザインワークス〉、トートバッグ¥35,000〈ザ ディレッタント〉、チーフ¥7,800〈アトリエ F & B/すべてデザインワークス 銀座 TEL:03-3573-6210〉、ストライプシャツ¥9,800〈アバハウス〉、タイ¥9,000〈リーセンシィ オブ マイン アバハウス/ともにアバハウス 原宿 TEL:03-5466-5700〉



関連記事

東京カレンダーの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

トレンド アクセスランキング

ランキングの続きを見る

トレンド 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る 動画一覧を見る

記事検索