「男女の関係は今もあるのに…」同棲2年目。29歳の女が、男から結婚してもらえないワケ

「男女の関係は今もあるのに…」同棲2年目。29歳の女が、男から結婚してもらえないワケ

私たちはこれまでに散々、LINEやデートのHow toを学んできた。

しかし、やっとの思いでLINEやデートに漕ぎ着けても、失敗の可能性は常につきまとうのだ。

あんなに盛り上がったはずなのに、突然の既読スルーに予期せぬ別れ。 恋人同士になれたかと思ったのに、いつまでたっても一進一退を繰り返す関係性。そんな経験、無いだろうか?

男女の関係を次に繋げる方法を学ぶため、あなたに宿題を出していこう。

さて、今週の宿題は?



「美優、一緒に住もうか」

付き合って半年の時に彼氏の竜也からそう言われ、本当に嬉しかったのを今でも覚えている。

「いいの?でも一緒に住むって、その・・・結婚もちゃんと考えてくれるってことだよ?」
「うん、それは分かってる」

こうして、半ばプロポーズのような言葉を貰ってから一緒に暮らし始めたが、気がつけば時は経ち、今年の秋で同棲生活は2年目を迎える。

私は今年の4月で29歳になり、竜也も32歳になった。

けれども、結婚の話は何も進んでいないどころか、婚約すらしていないのだ。

仲も良いし、喧嘩もしていない。お互いの親にも会ったことがある。

男女の関係ではなくなりレスになっている訳でもない。向こうもまだ女として私を見てくれいてる。

それなのに、どうして彼は結婚の話を進めようとしないのだろうか・・・?


結婚適齢期で、仲も良い二人。それなのに彼が結婚しないのはナゼ?

宿題1:そもそも結婚前に同棲はしても良いのか?


竜也と出会ったのは、食事会だった。大手テレビ局勤めで、元々帰国子女のため英語も堪能、しかも顔もかっこいい。

モテそうだなぁと思っていたら、彼の方も私のことを気に入ってくれ、交際に発展したのだ。

「美優の、一生懸命なところが好きなんだよね。尊敬もしてる」

竜也はいつもそんなことを言ってくれる。

私は大手化粧品会社に勤めており、顔もそこそこ。自立していない訳でもない。

家賃だって少し入れているし、家の食費だってきちんと払っている。付き合いが長くなっても、感謝の気持ちを忘れないようにしていたはずだった。



あれは、同棲前のことだっただろうか。

毎回、外での食事は支払ってくれる竜也。『Restaurant Unique』で食事を終えた後、私は素直にお礼を言った。



「ワインもお料理も、美味しかったなぁ〜。いつもありがとう。たまには私が払うよ?というか、お金のルール決めないとだね」

外食のときはいつも竜也が支払ってくれていたのだが、さすがに申し訳ない。

それに一緒に住むことになり、更には結婚したらお財布が一緒になることを考えると、このような会計問題はなるべく早めに話し合っておくのが得策だと思ったのだ。

「ありがとう。たしかに、一緒に住むことになった以上、諸々約束事を決めないとだよね。そしたら、外での食事は僕の支払いで、家の食費は美優が担当ってどう?」

「いいね、そうしようか。家で作るご飯の食費は、私が持つね」

私たちはこの時に、同棲に関するルールを決めた。

25万円の家賃のうち18万円は彼で、残りの7万円は私が支払う。そして外食費は彼で、家の食費は私持ちとなった。

「旅費とかは、その都度考えようか」
「うん、そうしよう!」

こうしてきちんとルールを決めてから、私たちは一緒に暮らし始めた。人と一緒に暮らすことに多少の不安はあったものの、竜也とならばそんな心配は一切不要だった。

お互い仕事が忙しいこともあり、平日家に帰るだけで彼と一緒にいられる時間があるのは、単純に嬉しい。

「家に帰って美優がいるって、なんかいいね」
「日常生活が、さらに楽しくなったなぁ♡」

私たちの同棲生活は、順調だった。

平日は家で私の作ったご飯を食べることが多い分、週末は二人でどこかへ出かけたり外で食事をしたり。

特別なことは何もないけれど、幸せな日々だった。


平凡な毎日の中で、彼が結婚に躊躇している理由とは?

宿題2:平和な毎日・・・なのにどうして結婚に乗り気じゃないの?


こうして特に大きな喧嘩もなく、私たちの同棲生活は2年目を迎えることになる。

「竜也。今日の夜ご飯は家で食べるんだっけ?」

至って普通の金曜日の朝。私は出社する前の竜也に、夕飯がいるかどうかを聞いてみる。

ご飯を作る側としては、作る必要の有無を早めに知りたい。

もしいらないならば、自分の分は適当に済ませられる。でも竜也が帰ってくるならば、ちゃんと作らなければならないから。

「あ、言うの忘れてた。ごめん、今日は接待だから夕飯パスだわ」
「もー早めに言ってよね。OK、じゃあ今日はご飯いいね」
「ごめんね」

竜也は基本的に家でご飯を食べることが多いが、ご飯がいらない時に連絡をしてくるのが遅い。だからこうして、早めに自ら聞くようにしていた。

「あ!あとYシャツ、クリーニングから受け取っていない・・・」
「そしたら、私今日早めに帰れそうだから、受け取りに行くよ」
「助かります!美優ありがとう」

こんな会話をしながら、私たちは一緒に家を出る。

毎日ではないけれど、こうして一緒に出られるときは並んで駅まで歩いて出勤していた。

ーこれってさ、もう新婚夫婦みたいなものだよね・・・?

歩きながら、何度そう思っただろうか。



そしてその夜。お風呂でも入ろうかと思っていると、ほろ酔い気分の竜也が帰ってきた。

「あれ?酔っ払ってるの?」
「ちょっと飲んじゃって。美優、もう寝る?一杯どう?」

時刻を見ると、まだ23時前だ。しかも今日は金曜日。私も少し飲みたい気分だったので、竜也の晩酌に付き合うことにした。

「いいね、付き合うよ!何かおつまみ作るね。お酒はビールでいいの?」
「美優って本当にいい女だよなぁ〜。ありがとう!大好きだ!!」

酔っ払っているのか、キッチンで酒の肴を作ろうとする私の背後から抱きついてきた。

彼が、私のことを好きでいてくれることは間違いない。

「よし、今日は飲むぞ!!」

こうして私たちは晩酌をして、平和な金曜の夜を過ごした。

そしてさり気なく酔った勢いで、結婚の話を竜也に持ちかけてみる。

「ねぇ、結婚の話ってどうなってるの?」

しかし、酔っていながらも竜也の答えはやっぱりいつもと一緒だ。

「え、あぁ、結婚ねぇ・・・うん、そうだよなぁ」

そこから竜也は無言になってしまった。

—ねぇ、なんでなの・・・?なんで結婚しないのよ?

声にならぬ言葉が、喉につっかえていた。


私はあまり怒らないし、穏便な性格だと思う。こうして平日はほとんど毎日食事も作っている。(私の作るご飯が物凄く不味い、とかではないはずだ)。

仕事が忙しくても家は綺麗にしているし、女として大事な部分を忘れたりもしていない。

それなのに、どうして竜也は結婚する気にならないのだろうか・・・?


▶NEXT:9月22日 日曜更新予定
ラブラブなはずなのに、どうして?



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