「出汁からとれるかチェックします」36歳男が、結婚相手として彼女を“テスト”する料理とは

「出汁からとれるかチェックします」36歳男が、結婚相手として彼女を“テスト”する料理とは

あなたは、出会ったことがないだろうか?

高収入・高学歴・見た目も悪くない。客観的に見ても女性からモテそうで、結婚していない理由はどこにも見当たらない男性に。

そんな彼らは、口を揃えて「いい人がいたら結婚したいと思ってるんです」と言うのである。

本連載では、彼らに「なぜ結婚しないのか?」という質問をぶつけ、その核心に迫る…!

これまで、遅すぎたモテ期を楽しむ男、妻がモラハラだった男を紹介した。さて、今回は?



Vol.3 嫁にふさわしいかテストする男


名前:伸二(36歳)
職業:金融関係勤務
推定年収:1,000万超


待ち合わせ場所のパレスホテル東京『ラウンジバー プリヴェ』に、伸二さんは10分前に到着した。

「初めまして、伸二と申します。今日はよろしくお願いします!」

礼儀正しく挨拶をする伸二さん。日に焼けた肌にガタイがよい体つきで、笑うと覗く白い歯が印象的な男性だ。

彼は、有名私大出身で新卒から大手金融機関に勤めてる。

「今の職場は、20代で手堅く良家のお嬢様と結婚していくやつも多くて、気付けば同期で独身なのは僕くらいになってきています」

ゴルフが趣味だという彼は車を持っており、文京区の駐車場付のマンションで一人暮らしをしているそう。男らしいルックスだが、笑うと急に親しみやすくなる雰囲気を醸し出す。そのギャップが好きな女性も多そうだ。

その気になったらすぐに結婚できそうだが、なぜ結婚に至っていないのだろうか?

「結婚願望はありますけど、なかなか結婚してもよいと思う女性に出会わなくって」

仕事が忙しくて出会いがないのだろうか?

「いや、出会いは結構あるんですよね。彼女も比較的途切れずにできる方ですし…。でも、結婚となると、決められなくて」

世間的に申し分ない経歴で、彼女も絶えない。そんな伸二さんに、詳しく話を聞いてみた。


36歳の好条件男が、結婚を決められない理由はココにあった

好条件の男が、彼女と続かない理由とは


現在も5歳年下の彼女がいるが、伸二さんは結婚相手とは思っていないとのこと。彼女について、まずは話を聞いてみた。

「今の彼女は、友人主催のバーベキューで知り合った看護師です。まだ付き合って3か月くらいかな。顔はタイプなのですけど、結婚相手ではないなと感じ始めているのでそろそろ潮時かなと思っています」

3か月で潮時とは、ずいぶん早い気がするが、伸二さんは交際が1年以上続くことがほとんどないとのこと。自分からアプローチはするが、冷めるのも早いらしい。

どうやら、その辺りに結婚していない理由がありそうだ。

まずは、今の彼女に対して潮時だと思っている理由を尋ねた。

「僕、車が好きで、よくドライブにいくんですけどETCがついていない一般有料道路を通ったときに、料金所でぼーっと乗っている子がダメなんですよ。そういう子って、いつも男側が何かしてくれるのを待っているタイプでしょ」


女性にリクエストする料理とは?

「僕は“茶碗蒸し”をリクエストすることに決めています。今じゃネットとかでレシピを調べられますけど、ネットで検索は即アウトですね。出汁からしっかりとれるかもチェックします」

茶碗蒸しをリクエストする理由は、誰でも一度は作ったことがありそうな庶民的料理でありながら、料亭でも出される奥深い食べ物でもあるため、彼女の料理の腕が見えやすいからだという。



「あと実は僕の家、炊飯器がなくて土鍋しかないんですけど、それでご飯をおいしく炊ける人がいいですね」

お米の浸水や水切りがしっかりできるか、炊飯器のように計量線がついていない鍋で水加減を調整できるかをみるとのこと。

いろいろと変わったテストがあるようだが、これまで、伸二さんのテストに合格した子はいたのだろうか。

「いましたよ。見た目は派手な広告代理店勤務の女の子でしたけれども…」

伸二さんが当時乗っていたBMWを難なく乗りこなすことができるカッコいい一面もあるかと思ったら、家庭的で料理も得意でそのギャップに惚れ込んでいたとのこと。

そんな彼女とは31歳の時から2年くらい付き合い真剣に結婚を考えていたが、あることをきっかけに別れてしまったそう。

それは、お互い居心地の良い関係を築いていた頃に起きたある出来事がきっかけだったのこと。

「ある日、夜11時ころに酔っ払って彼女が僕に電話してきたんです。神楽坂あたりで飲んでいたみたいで、家に帰るより僕の家に来た方が近いからタクシーで行ってもいい?って」

伸二さんは、彼女のオファーを即断り「ちゃんと家に帰って寝た方がいいよ」と答えたとのこと。

「僕、そういう突然家にくるとか、自分の家に帰るのが面倒だから相手の家に泊まるとかが嫌なタイプなんです」

彼女はもちろん、そんな伸二さんの性格を知った上でのオファーだったらしいが…。

後日、「いつも自分の理想ばかり言って柔軟に対応できないその姿勢、結婚してもきっと、いざとなった時に頼れないだろうから嫌だ」とフラれて別れることになったそう。

そんなことがあった後でも、伸二さんは女性に対して求めるものは変わっていないという。

ところで、そのようなテストはいつからするようになったのだろうか。

「確かにいつからするようになったんだろう、そう言われてみると…」

伸二はさんは、しばらく考え込んだあとこう答えた。

「学生時代はそんなことなかったんですけど、社会人になって、一人暮らし歴が長くなり、僕の家事レベルも知らず知らずのうちに上がってきて。いつの間にか、相手にも同じくらい出来て欲しいって求めちゃっていたのかもしれませんね」

そんな伸二さんは、今回インタビューを受けたことで、自分の理想を相手に押し付けすぎているのかもしれないと反省したらしいが、すぐに変えることは難しいとも語っている。

伸二さんの結婚しない理由は、『結婚前にテストしすぎる男だったから』というものだった。

結婚前は両目を開けて、結婚後は片目をつぶって相手を見ると上手くいくというが、結婚前に両目を開けてチェックしすぎると、結婚しない男になる可能性があるということであろう。


▶Next:10月24日 木曜更新予定
外資系コンサルティング会社勤務の男が登場。彼のデートが3回以上続かない理由とは?


あなたの体験がネタになる!「結婚“しない”男」ネタ大募集

<応募方法>

応募先:こちらのアンケートページから(所要時間は3分程度です!)
注意事項:基本はメール取材となります。それ以外をご希望の方は、アンケートページ、記事最後の備考欄にその旨ご記載ください。

<募集対象>

東京在住の30代以上、独身男性の方(※結婚歴は問いません。)

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