「この恋は、やめるべきでしょうか」

誰だって、きっと考えたことがあるはず。

彼が嘘をついていると気づいたのに、
彼女が浮気していると知っているのに、
一緒にいてつまらないと、お互いにわかっているのに、
それでも見えない、この恋のやめどき。

あなたは、この恋、どう思いますか?

「恋のやめどき」一挙に全話おさらい!


第1話:異性として意識できる男か、安心を与えてくれる男。2人の間で揺れる女の決断

−今日は何の予定もないし、部屋着のままUber Eatsでも頼んで、映画でも見よう。

そう考えているうちに、悠美はうとうととし、また眠りについた。

幸人と付き合って、6年目。週末、幸人の一人暮らしの部屋に転がり込んでは、実家のように何の気も使わず過ごすことに慣れていた。

けれど、彼が「異性」ではなくなったときに、もうこの恋は終わっていたのかもしれない。

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第2話:ホワイトデーに、他の女とデートに行った彼氏。男の見え透いた嘘への対処法とは?

ホワイトデーは、地元の男友達の結婚祝いが入っているから会えないと、2月末から北斗に言われていた。祝い事だから仕方がないと自分を納得させていたが、友人たちの幸せそうな姿を見て、友里恵はどうしようもなくムシャクシャしていた。

いつもなら飲み会中でも連絡を返してくるはずなのに、北斗のLINEには一向に既読がつかない。

急に自分の存在を忘れ去られたような気がして落ち込んだ友里恵は、気を紛らわそうと、何気なく北斗のInstagramのページを開いた。

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第3話:いつもと違うコードの巻かれ方。彼氏の家で女の影を見た時、アラサー女がとるべき行動

コードが丁寧に束ねられたドライヤー。

大雑把な麗奈はいつもドライヤー本体にコードを巻きつける。祥太郎はもっとガサツで、そもそもコンセントに挿したまま放置するから、コードなんて纏めるはずがない。

ドキドキと心臓の鼓動が早くなるのを麗奈は感じた。

きっと、祥太郎が気まぐれで束ねただけ。そう思いながら、ふと目の前のゴミ箱に目を落とした。

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第4話:家に行くのに、付き合ってはない。後輩男に惑わされた女の、曖昧な恋の行方

月曜10時、翠はコーヒーを一口すすると、ため息をつきながら立ち上がった。

「えー、今日付の異動で来た、4年目の高岡 仁くん。前は媒体部で、デジタル広告の運用をしていたので、みんな困ったら高岡くんに聞こう」

チームメンバーを前に、久しぶりの若手に喜びを隠せない部長が意気揚々と高岡の紹介をする。

「気になって社員検索で調べたけど、写真で見るよりイケメンね」

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第5話:酔った勢いで付き合いだしたけど…。元カノの影に苦しめられる男

「あのカップルの喧嘩、すごいですね」

横から聞こえてきた声で俊はようやく我に返った。振り向くと、注文したコーヒーを片手に持った亜紀が立っている。その頬は、先ほどのディナーで飲んだワインのおかげで、少し赤くなっていた。

「え?あぁ...」

遠目に見えるカップルは何を言っているのか聞こえないが、その表情は明らかに喧嘩をしているようだった。

「俺も、元カノとあんな感じだったなぁって思い出しちゃった」

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第6話:「本当は俺、こんなキャラじゃないんだ」彼女に合わせて無理していた男の実態

「そのリップ可愛いね」
「ありがとうございます。仕事でお世話になってる美容誌の編集の方から、誕生日プレゼントで頂いて」

嬉しそうに話す沙耶華を、裕太は隣からじっくりと覗き込む。

「新しく出たやつね!有名な人がデザインしたやつだよね」
「そうそう!裕太さん、詳しいんですね」

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第7話:「え、俺の服捨てたの?」勝手に洋服を捨てた彼女を、男が許せたワケとは

「おかえり〜お買い物ありがとう」
「今日の夜ご飯、ちょうどふるさと納税で届いたお肉があるから、しゃぶしゃぶにしよう!」

わーい、と手を上げて喜ぶ夏海を、圭太は嬉しそうに見つめる。交際してすぐに圭太が関西支社に配属された後、2年間の遠距離を耐え凌いで叶えた同棲。

27歳、結婚を前提にした同棲。夢のような生活に、なるはずだった。

「そういえば、圭太の服、整理しておいたよ」

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第8話:“オトナの女”になれば解決?女友達が多い彼氏と上手く付き合う方法とは

康太の仕事の話を聞き流しながらスイスイと流れるように見ていたストーリーズだったが、一人の投稿で麻衣子の指が急に止まった。

康太の友達だと聞いていたインスタグラマーと康太が、ビデオ通話をしている様子が写しだされているのだ。そこに書かれていたのは「#会いたいねぇ」の文字。

麻衣子は思わずその画面を凝視しながら、康太に問いかける。

「ねぇ、さっきまで何してたの?」

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第9話:勝手に予約した映画や店選びのセンス。アラサー女を困惑させた男の言動とは

飛鳥の紹介を受け、どうも、と小さくお辞儀をしながら照れ臭そうに挨拶をすると、秀樹はグラスに残ったシャンパンを飲みきった。

31歳のクリスマスを前にして何の色恋もないことを嘆く麻美に、気を利かせて飛鳥が秀樹を紹介してくれた。

大学時代から麻美をよく理解しているだけあって、飛鳥の連れて来た秀樹は見た目と経歴も麻美の理想通りで、そして何よりも、真面目で誠実そうな男だった。

この時の麻美は浮かれていたが、「新野秀樹」という男を知れば知るほど、戸惑うことになるのだった。

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