東カレ厳選の麗しの美女を紹介する『金曜美女劇場』。

本連載では、東京の夜のシーンに似合う艶やかな大人の女性たちを紹介していく。

前回:「好きな人に思いっきり甘えてみたい」青学出身の才女が語る、奥ゆかしい恋愛観



彼女が佇むだけで、その場が華やぐ。伊東愛(いとう まな)さん、本格派女優だ。



聖心女子学院に初等科から通い、語学堪能。

さらに20代前半ばまで経済産業省に勤務していたという、なんとも華麗な経歴の持ち主である。

しかし、これまで彼女が歩んできた道のりは、決して平坦なものではなかった。



「小さな頃から歌を唄うことが大好きで、密かに芸能界に憧れていました。でも、どうしたらチャンスを掴めるのか分からなくて、ただ漠然と過ごしていました」

周囲は皆、社長令嬢や両親が大企業に勤めているような裕福な家庭の生徒ばかり。

恵まれた人に囲まれ、優れた教育を受ける環境は居心地が良い一方で、「もっと広い世界を見てみたい」という思いを募らせていく。



「人生が変わったのは、中学3年の時です。10代向け女性誌で『普通の子でも浜崎あゆみさんのような顔になれる』というメイク企画があり、そのモデルに起用していただいたんです。

その時、私のメイクを担当してくださった著名なメイクアップアーティストの方から『芸能界に興味ある?』と聞かれて…」

彼女の素質を見抜いたメイクアップアーティストの粋な計らいにより、愛さんはその日のうちに大手芸能事務所に直行。

なんと、その日その場で正式に事務所に所属が決まった。

まさにシンデレラストーリーだが、奇しくも彼女は数ヶ月後にアメリカ留学に行くことが決定していた。



「憧れていた芸能界に一歩近づけたことは嬉しかったけれど、語学もしっかり学びたかったので、まずはしっかりアメリカで英語の勉強をしました」

そして帰国後、インターナショナルスクールに通いながら、本格的に歌手活動を始めた。

授業が終わると、新人歌手として都内の小さなライブハウスを巡業する日々。

表現力を身につけるため、演技のレッスンなどにも通っていた。

しかし、場数を踏んでも、鳴かず飛ばず。

芽が出ない悔しさを抱えながら、大学に進学することになった。



「在学中に将来について悩んでいたら、学内掲示板で経済産業省が人材を募集しているのを見つけて。社会人としてマナーを身に付けるのも人生のプラスになるかもと思い、非常勤ですが勤務することに決めました」

国家の中枢で働く人たちから刺激を受け、一流のビジネススキルを学んでいく彼女。

しかし、ここでも運命のイタズラが起こる。



「ある日、お姉さんのように仲良くさせていただいていた大臣の秘書さんが、休憩中に私のところにやって来て『女優のオーディションを受けてみたら』と1枚の映画のチラシを持ってきたんです」

そのチラシを見たことで、道半ばで諦めかけていた芸能界への思いが再び芽生えた彼女。

周囲からの勧めもあり、もう一度だけ自分の夢に賭けてみようと決断した。


1枚のチラシがきっかけで、アイドルの道へ

ラストチャンスで掴んだのは、アイドルへの道だった


「その方に勧めていただいた女優オーディションのチラシの下に、『SDN48』というアーティストグループの2期生募集の告知広告があったんです。

私が進みたいのは音楽の道だとピンときて、そちらの審査のエントリーシートを書きました」

当時、両親と同じくらい彼女が慕っていた祖母が亡くなったことも、もう一度芸能界に挑戦したいと思った理由になっているという。



「祖母が、入院先の病室で『愛の歌を聞くと元気になれる』と言ってくれたことを思い出して…。このチャンスは祖母からのギフトかもしれないなと思い、絶対に合格する、と覚悟を決めました」

ーラストチャンス

そんな思いで審査に挑み、見事に高倍率をくぐり抜けて合格。

そこからはアジア9ヵ国でのデビューが決まり、秋葉原にあるAKB48劇場でステージに立ちながら数々の大舞台を経験する。



「西武ドームのステージや紅白歌合戦など、自分ひとりでは決して見ることのできない景色を見せていただきました。一方で、本当に過酷な競争社会だったので『私は今まで凄く小さな世界で生きていたんだな…』と痛感しましたね」

そして活動の一環でシンガポール公演に挑んだ時に、「いつか絶対に海外で仕事をしたい」という新たな夢も生まれた。



惜しまれながら2012年にグループは解散。

そこからソロアーティストとして原点に立ち返り、ひたすらダンスや歌の基礎を学んだ。

「来る日も来る日も、基礎練習です。年齢的に、これから先どうしよう、と不安もありましたが、コツコツと自分を律してレッスンを続けていれば絶対に努力は裏切らないと信じていました」

すると、31歳を迎えた頃に大きなチャンスが舞い込む。

本場のエンターテイメントを学ぶためニューヨークに渡り修行を積んでいたところ、世界的に著名なクリエイターチームや著名演出家が集結したプロジェクト『KEREN』の主演に抜擢されたのだ。

このステージは、歌やダンスのほかタップダンスに殺陣、ミュージカルの要素などあらゆる要素が詰まっており、すべての技術を彼女は完璧にマスターした。



まさに「地道に続けていけば絶対に誰かが見てくれている」ということを、彼女自身が証明したのだ。

今後は、世界中の人たちが観てくれるような映像作品やミュージカルに出演することが夢だと語ってくれる愛さん。

輝く瞳で仕事について熱く語ってくれる彼女に、恋愛についても聞いてみた。


恋愛対象は、全宇宙の男性です!

外国人の方と恋に落ちて…


好きな男性のタイプについて聞いてみると…



「素敵だなと思う男性は、自分の知らない世界を知っている人や才能豊かな方、艶っぽい方が多いですね。年齢は一切関係ないです。

あと、愛に国境はないと思っているので、全世界の男性が恋愛の対象ですよ!いや、全宇宙の男性かもしれませんね(笑)」

照れ笑いする愛さんだが、燃えるような恋を経験したという。



「ある時、外国人と恋に落ちました。彼はアプローチの方法が凄く情熱的で熱心にアプローチをしてくれて。私の方が照れてしまうほどでした。

結局、彼とはお別れしてしまいましたが、その恋愛を通じて、言葉は通じなくても愛は国境を越えることや、文化が異なっていても心と心は通じ合えることを学びました…」



ちなみに、恋に落ちると彼女自身も情熱的なようで…。

「好きな人の前だと私の持っているもの全てを彼に捧げたくなっちゃいます。でも、お互いに自立した存在でいたいし依存もしたくないので、なるべくありのままの自分でいたいですね」

世界を股にかけて、次々と野望を叶えていく彼女の今後に期待したい。


<今週の美女>
伊東愛さん
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<カメラマン>
佐野 円香


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