男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

—果たして、あの時どうすればよかったのだろうか?

できなかった答えあわせを、今ここで。

今週のテーマは「家に行こうとしたら男の方から拒まれた理由は?」という質問。さて、その答えとは?

▶【Q】はこちら:“料理上手な女”は本当にモテる?彼女が料理をしないと知った瞬間、男の態度が豹変した理由



「今夜はこのまま、お家に行ってもいい?」

二回目のデートの後。花からそう問われ、僕は思わず道の真ん中でうろたえてしまった。

「え?ごめん、家はちょっと・・・」

花のことは、かなり可愛いと思っていた。しかし二回デートをした結果、僕は彼女を家にあげたくはないと思ってしまったのだ。

「お家に何かマズイ物でもあるの?」

何と断るべきか、僕は一生懸命考える。

「そんなことはないんだけど、僕の家はちょっとなぁ・・・」

別に、家に何かマズイ物があるわけではない。他に女の存在があるわけでもないし、家に来られて困ることはない。

だがそれ以前に、僕は花に対して若干引いてしまった。


“なんかガッカリ”。女の株を下げた行動とは

A1:ところどころ、ガサツさとマナーの悪さが垣間見える


花と出会ったのはアプリだった。めちゃくちゃ顔がタイプだったので、僕は一目で彼女を気に入ってしまった。それからすぐにデートをすることになり、気合を入れて店を探す。

そして、最近できたばかりの「フォーシーズンズホテル東京大手町」にある、夜景も見える絶景レストラン『PIGNETO(ピニェート)』で初デートをすることになった。

眼下に広がる絶景に、花も喜んでくれている。



「わ〜綺麗♡来てみたかったから嬉しいな」
「実は僕も来るのは今日が初めてで。初デートだし、喜んでくれるお店がいいなと思って必死に探したよ(笑)」

目の前に座る花は写真よりさらに綺麗で、僕は珍しく緊張してきてしまった。

「花ちゃん写真より実物の方が可愛いから、緊張しちゃって」
「本当?流星くんも実物の方が断然かっこいいよね」

実際に会ってみても会話が弾み、出だしはかなり順調だった。

「花ちゃん、普段はどのあたりで飲むことが多いの?」
「私は丸の内か銀座が多いかなぁ。流星くんは?」
「僕も同じ!」

ところがその時、花がテーブルの上に堂々と肘をつきながら食事をしていたのだ。

—あれ?

そう思ったが、細かいことを言っていては何も進まない。たまたま肘をついてしまっただけかもしれない。

一旦気を取り直し、初デートを楽しむことにする。しかしまたしても気になることがあった。

「花ちゃん、今彼氏はいないんだよね?」
「うん、彼氏はいないよ!」

そう言いながら、口に物が入った状態で大きな声で返事をした花。

一瞬ビックリしてしまったが、食事中に質問を投げかけてしまったのは僕の方である。

「そうなんだ。食べている最中に突然変な質問してごめんね(笑)」

すかさずそうフォローしてみたものの、花は何も気にせず続けている。

「流星くんは?ちなみにどういう女性がタイプなの?」

—とりあえず、食べ物を口の中に入れながら話すのはやめようか。

そう突っ込みたい衝動に駆られていた矢先の出来事だった。

「あ!花ちゃん、洋服にソースがついちゃったかも・・・」

食べながら話していたせいか、彼女はトマトソースを思いっきりこぼしてしまったようだ。それと同時に、花のテーブル周りは何故かポロポロと色々な物がこぼれていることにも気がつく。

「え?嘘、本当だ!ショック〜このトップス高かったのになぁ」

不機嫌そうにブツブツと文句を言っている花を、僕は慌ててなだめる。

「え!そんな高いの!?それは困ったね・・・」
「まぁいいや。クリーニングに出そうっと」
「平気?大丈夫?」

—あれ?何だかこの子、思っていたような感じとは違うかも?

正直戸惑ったけれど、まだ1回目だし、次のデートの約束もして別れた。だが2回目で、やっぱり違うと確信したのだ。


女として、この行為はNG・・・男が冷めた行動とは

A2:食べ方だけでなく、他の行動も下品。


前回がイタリアンだったため、2回目のデートは和食へ行くことにした。だがこのデートで、僕は完全に冷めてしまったのだ。

「わぁ〜美味しそう!」
「花ちゃんは良い店たくさん知ってそうだから、デートに誘うのも緊張しちゃうよ」
「そんなことないよ〜。コスパの良いお店とか好きだし。わ・・・これ、美味しいね!」

そう言いながら、また今日も口の中に物を入れたまま話し始めた花。

—この子、食べ方が汚いなぁ・・・

一度そう思うと余計に気になってきた。口を開けて食べているし、何だか姿勢も悪い。マナーもなっていないように見えてきた。



「花ちゃんってご飯は作るの?」
「実は料理が苦手で。ステイホーム中にようやく始めたけど、一人暮らしだし、買ってきた物を並べるか、もしくは外で済ましちゃう事が多いんだよね」
「そうなんだ」

本人は言った後に“しまった”みたいな顔をしていたが、正直、花が食事を作るかどうかはどうでもよい。

それよりも食事中に口に物を入れて話すのをやめたほうがいい。だが食事のマナーだけではなく、さらに引くようなことを、花は言い放った。

「その指輪、可愛いね」

そう言って話をそらそうとした僕に、花はこう答えたのだ。

「これね、去年の誕生日に女友達から合同プレゼントとして貰ったんだよね。でもそんなに高くないよ!調べたら3万くらいだったし」

—え・・・?友達からプレゼントとして貰った物の値段を、わざわざ調べたの?

この行動には、もはやドン引きである。

何かお返しを送るために調べたのならば、まだ分かる。だがそうではなさそうだし、人から貰った物の値段を調べる行為には品性のかけらもないことを、彼女は知らないのだろうか?

そして最後は、ここは〆が名物なのに、さっきから食事の手が止まっている。

「あ〜お腹いっぱい」
「あれ?花ちゃんもう食べないの?」
「ちょっとお腹が一杯になっちゃって」

お腹がいっぱいなのは仕方ない。だがもしそうなら最初から“少なめで”とか言えばいい。(ちなみに美味しそうにご飯を食べない女性は魅力的には見えない)。

食べ物をこぼす、落とす、残す。

さらに人から貰った物の値段を調べる・・・もう全てが下品で、僕は心底嫌になってしまった。

そして外へ出た途端に、腕を絡めてきた花。

「今夜はこのまま、お家に行ってもいい?」
「え?ごめん、家はちょっと・・・」

ーとりあえず今回が最後だろうから、家にあげたくないんだよ。

そう思い、僕は必死で断ったのだ。


▶【Q】はこちら:“料理上手な女”は本当にモテる?彼女が料理をしないと知った瞬間、男の態度が豹変した理由

▶NEXT:9月26日 土曜更新予定
ワンナイトから昇格した女の行動