焼肉好きなら一度はその名を聞いたことがある『静龍苑』。ここのタン塩はレベルがケタ違いと言われる伝説の焼肉店だ。

東京の下町・森下で30年以上にわたり愛されてきた名店が、建物の老朽化のため清澄白河に移転したのは、昨年の8月13日のこと。

今回は、予約が取れたら“絶対に逃してはいけない”3大人気メニューを、ご紹介する。


肉好きが垂涎する極上の「タン塩」は、衝撃の食感だった!

この店の必食メニューの一つ目は、なんといっても「塩ダレ盛り合わせ」。この店に来たら、まずはこのメニューを食べなきゃ話が始まらない。

大皿に花のように盛られた美しすぎるタン塩に、思わず歓声を上げるだろう。

その凄みは、厳選された和牛1頭からたった2人前しか取れない貴重な「タン元」を使用したタン塩にある。

最上の肉質を提供するため、肉の部位ごとで、3〜4カ所から仕入れられている。日本最高レベルの逸品なのだ!


『静龍苑』のタンはちょうどよい薄さなので、網上で両面をサッと焼いたらでき上がり。まず舌にのせた瞬間、繊細でシルキーな食感に驚かされる!

塩ダレとレモンのアクセントの中から、噛めば噛むほど肉の甘みが引き出されて、肉汁がじゅわっとあふれでるのだ。この食感と舌触りは、誰しもが「初体験!」と唸る。

塩ダレの肉は、初回オーダーの1回のみ、というルールがあるので忘れないでおきたい。


通えばどんどんグレードアップ?! 希少部位のサシ肉は瞬時に、とろける!

次に、やや上級者向けだが、たどり着きたい到達点をご紹介したい。

通い続けた者たちだけがたどり着ける幻のメニューのひとつ、通常「ジモン盛り」!肉好きで知られる寺門ジモンさんが頼んでいたことから、その名がついた特別メニューだ。

どの部位も、サシの入り方が美しく、思わず写真に収めたくなる。上質ゆえ、上品なくちどけとすっきりとした脂が特徴。

ただ、「ジモン盛り」じゃなくとも、希少部位が並ぶ盛り合わせは、初めての人でもオーダー可能。塩、タレから選べる。運が良ければ、松阪牛が盛られていることも。その日の仕入れ次第で、訪れるたびに種類が異なるのも楽しみのひとつだ。


肉好き悶絶! 東京イチの迫力の「ユッケ」も忘れずに!

絶対食べてほしい3大メニュー、ラストの3つ目は、「ユッケ+白米」だ!

「最近、ユッケをひとりひとつ頼んで白ごはんにのっけるお客様が多いの」と看板ママ。ツウたちが独自にベストな食べ方を追求し、この形になった。

新鮮なユッケは、そのまま食べてもまったりとした口当たりは悶絶級だが、ツウにならって白ごはんに乗せ、“背徳丼”を作るのもいい。

ほかほかごはんで肉の脂が程よく溶け出して、まろやかな卵の黄身とともにタレがしみしみに。これぞ極上の味。


『静龍苑』で食べるべきは“焼肉”だけじゃなかった!

コク旨キムチと贅沢な肉刺し! 絶品メニューはまだまだある!

ここまで『静龍苑』の焼肉をご紹介したが、サイドメニューも見逃せない。

入店したら最初にオーダーし、前菜として楽しみたい逸品をご紹介しよう。


「キムチ盛り合わせ」¥1,300。コクのある白菜キムチに、オイキムチ、他ではお目にかかれないナスのキムチまで。もちろんすべて自家製。


「肉刺し」¥2,000。芸術的なまでに美しいサシが入った薄切り肉を、シンプルに醤油とわさびでいただく。予想に反してすっきりと溶ける脂が、上質な証だ。


「バジルミノ」と「しそチキン」は裏メニュー。さっぱりとした特製ダレと、バジルやしそなどの香味野菜によるアクセントがたまらない。


大ファンが多い「玉子スープ」¥500。スープにはしっかりと出汁が効き、かきたまごは驚くほどトロトロだ。焼肉の最後にふさわしい味わい。


『静龍苑』の予約のコツもこっそり教えよう!

予約は毎月決まった日にちから電話受付スタートする。開始から2日ほどで予約枠が全て埋まるという。

そんな『静龍苑』をはじめ、超人気店の予約のコツを発売中の『東京カレンダー』で詳しく紹介しているのでぜひ購入を!