江戸前の繊細な仕事が前提にありながらも、他にはない鮨を味わえる話題の店がある。『鮨 よしかわ』だ。

極上の味なのに、手ごろな価格設定。

その上とびきりフォトジェニックで、SNSへの投稿もあとを絶たない人気店だ。

そんな『鮨 よしかわ』の、エンターテイメント性あふれる握りの数々を紹介しよう。



恵比寿駅から徒歩2分ほどのビルに、重厚な木の扉が目印の『鮨 よしかわ』が入っている。

その扉を開けても、まだ暗い空間が広がるばかり。

次の扉を開けるとようやく明るい店内が広がるという、緊張と安堵を揺さぶる演出が心憎い。



店内は木を多用した温かみのある内装ゆえ、一気に心が緩和するのだ。

40歳になる店主の吉川貴将さんは、13歳から父の鮨店を手伝い、15歳で銀座に出た、この道27年のベテラン。

正統派の江戸前に精通しつつも、それだけにとらわれず、ソースや香味食材を駆使した唯一無二の握りを提供する。

それもおまかせコースは、1万円という嬉しい価格設定で、一品料理、焼き魚、握り6貫、名物2種という流れ。

酢飯に使っている赤酢は、通常の店にはおろせない長期熟成の逸品で、まろやかな風味が魚介の旨みを引き立てる。

それではさっそく、コースの一部を写真とともにご紹介しよう。


唯一無二の味わいが楽しめるコースは、なんと10,000円!


カツオの酒盗と山葵をのせた「マグロの赤身」。

酒盗で深みが増す赤身に、柚子のさわやかさも効き、一貫にして多彩な味わい。



低温調理で柔らかく仕上げたあん肝を、たっぷりのせた北海道産「ブリの醤油漬け」。

あん肝とブリの濃厚さが、日本酒を呼ぶ。


SNSで「願いが叶う」と言われている、インパクト抜群のお鮨が登場!


千葉産「イワシの炙り」。

2ヶ月発酵させた米麹の醤油と、青唐辛子がイワシの脂を引きしめる。



卵黄と蜂蜜のソースをかけた、「リブロースの網焼き」。

目の前でソースパンを使い、ソースが作られる様子は、鮨店では珍しい光景だ。



西洋ねぎとそのねぎ油をのせた、「大トロ」。

大トロのコク深い脂に、西洋ねぎの自然な甘みがマッチしている。



根室のうにをのせた、「ズワイ蟹の蟹味噌和え」。

うにとカニという旨みのコラボが、酢飯によっていっそう魅惑的な一品に。



同店でSNS投稿率一位なのがこちら、「卵黄とトロの太巻き」。

大トロ、醤油漬けの卵黄、うに、カニが巻かれた贅沢な一品。

艶々の卵黄が7つ並ぶその様子は、常連から某アニメの7つの球に例えられ、「食べると願いが叶う」と噂がたつほど話題。

冗談のようでいて、贅沢な食べ心地に願いを実現させようと、覇気が湧くのは間違いない。



地焼きの鰻で酢飯を挟み海苔で巻いた、「うなぎドッグ」。

炒めた玉ねぎと蜂蜜のソースが、鰻の脂を美味しくする。



静謐な隠れ家で楽しむ、ユニークな鮨に心ほぐれる。

そんなサプライズの数々に、自然と会話が弾む、唯一無二の鮨店。

大切な人を笑顔にさせる、とっておきの場所、それが『鮨 よしかわ』なのだ。