TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月〜金曜7:00〜)。6月26日(金)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、作家で歌手のちゃんもも◎さんが“人を見る目”について述べました。

◆「ルッキズム(Lookism)」に苦言

毎年恒例の「世界で最も美しい顔100人」など、女性を見た目でランク付けする企画に対し、モデルで女優の水原希子さんが自身のInstagramで批判を行い、波紋を呼んでいます。水原さんは「顔に順位を決めるランキング。2020年にやってるなんて、狂ってる。美の基準なんて皆それぞれだし、これ本当おかしい。謎」とし、美の概念やステレオタイプな考えが広まることを危惧しました。

「今は容姿至上主義的な部分がある」ものの、一方で「“美しさ”とは何かということに、みんなが気付き始めている時代だと思う」と世間の印象を述べるちゃんもも◎さん。

一般的に美容や美意識などは女性だけが意識しているように思われがちですが、ある調査によると最近は男性も自分の容姿に悩みを抱えていることが多いそう。そして、男性と女性では悩みの内容はそれぞれ違うものの、「私的には、それが生まれてこのかた“美”というものを認識していたのか、それとも人と関わること、社会に出ていろいろな人に見られることによって、“自分は完璧じゃない”とか“自分には何かが足りない”と思う過程があったんじゃないか」と推測。

また、別の調査では「(調査した14ヵ国のうち)日本の女性が世界で一番自信がない」ことが明らかになっており、その理由について、「他国と比べて“こういう人がかわいい”っていう概念が固定化されている気がする」と言います。

◆容姿ではなく「人を見る目を」

ちゃんもも◎さんは、日本人はさまざまなものに憧れ、何でも受け入れられるキャパシティの大きさが利点であるとしながら、「鼻が高くて、目が大きくて、顔が小さくてとか(概念が)固定化している。私も以前はコンプレックスがすごくあって、美容整形とかたくさんした」と過去には自身も固定概念に縛られていたことを告白。

ただ、「美しい顔ランキングが誰のためにあるんだろうと思ったときに、“美しい”という言葉は、もっと自分を肯定するためにあったほうがいいと思う」と気付き、さらには「“美”というのは自己表現、ランキングを付けることではない」と感じたと言います。

そして、“美”の基準についても、「美しさのなかに容姿が含まれるかもしれないけど、それ以外の美しさ……心のキレイさや、人にやさしくあろうとか、そういったことにも注目が集まってほしい」とちゃんもも◎さん。総じて、「美をランキング付けすることは、人類としての尊厳が傷つくと思っていて、私は愛の水準が上がってほしい。容姿ではなく、人が人を見るときに、見る目をもっとみんなで変えられたらいいと思う」と訴えていました。

キャスターの宮瀬茉祐子は、顔を体に置き換え言及。「流行りの体とかは昔は細いだけが良かったけど、今は鍛えられたヘルシーな体が良いという声があるなど、理想の体も時代によって多様的になってきたと思うので、顔に関しても今後はもう少し多様性が認められていくのでは」と話していました。

番組では、視聴者に「“最も美しい顔ランキング”に違和感を感じますか?」というテーマで生投票を実施。結果は以下の通りです。

◆“最も美しい顔ランキング”に違和感を感じますか?感じる(男)……1,032票感じない(男)……573票感じる(女)……828票感じない(女)……354票

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<番組概要>番組名:モーニングCROSS放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/morning_cross/番組Twitter:@morning_cross