TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月〜金曜7:00〜)。11月6日(金)放送では、ファッションブランド経営者のハヤカワ五味さんが“子宮頸がん”について述べました。

◆将来、子宮頸がんになる女性が増加!?

大阪大学などの研究チームは、「将来、子宮頸がんになる女性が増加する可能性がある」との研究結果を発表。理由は、子宮頸がんのワクチンは小学6年生から高校1年生の女子を対象に定期接種が推奨されてきましたが、副作用と疑われる報告が相次いだことから2013年6月以降、国が積極的な推奨を中止したためと見られています。

2015年の段階で、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)に対処できるHPVワクチンの接種率は0.5%。これは国際的に見てもすごく低い水準だとハヤカワさん。自身もワクチンを接種しなくなった世代ですが、現在、周囲でも子宮頸がんに悩んでいる人、検査に引っかかる人が増えている実感があると話します。

その一方で、今年に入り「9価ワクチン」の販売が承認され、「(ワクチンが)ここから一般向けに出ていく、その第一歩」とハヤカワさんは期待します。インフルエンザにA型やB型があるように、ヒトパピローマウイルスにもさまざまな型があります。しかし、これまではボリュームゾーンである「2価」のワクチンがベースで、2つの型しか防げなかったものの、「9価ワクチン」はその名の通り9つの型に対応。

「より広い範囲を対応できるものも出てきている」とハヤカワさんは歓迎しつつ、「(ワクチンを)打つか打たないかは個人個人で決めたほうがいいと思うけど、さまざまな可能性が出てきていることは知っておいたほうがいい」と言います。

◆子宮頸がん検診は心身ともに大変…

続いてハヤカワさんは、子宮頸がんの検診の流れを説明。まずは婦人科などで検診を受け、異常が見つかると精密検査へ。そして、そこでも異常が発見され、軽度異形成や中度異形成と診断された場合、「ここからは定期的に検査するしかない」とハヤカワさん。この時点で全て対処できるわけではなく、定期検診を行うことが大事だそうで、そこから悪化してしまうと高度異形成やがんになってしまうとか。当然治る確率はあるものの、周囲からは「検査のストレスや、もしかしたら子宮の一部を取らなければいけなくなるかも、などの不安が大きい」という話をよく耳にすると言います。

子宮頸がん検診は、早期発見には繋がるものの「そもそもは、ならないほうがいい」とハヤカワさん。とはいえ、子宮頸がんワクチンの副作用の問題に関しては現在も解決したわけではありません。一方で、定期的に検診に通うとなると時間や労力などの負担、異常があった際には精密検査によるストレスや心理的負担などが生じることも含めて、「実際にワクチンを打つかどうかは、それぞれが判断できたらいいのかなと思う」とハヤカワさん。

そして、最後に子宮頸がんについての情報が一覧できる「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」を紹介。これは婦人科の先生が監修しているサイトで、予防法やHPVのことを知ることができるそうです。

キャスターの宮瀬茉祐子も子宮頸がんワクチンを打たなかった世代。大人になってからその詳細が出始めたそうで「このプロセスの情報が圧倒的に不足していた」と言います。さらには、「(大人になってワクチンを)打ってもしょうがないとか、あやふやな情報すら流れている。(子宮頸がんや検診などに関する)全ての流れを若いうちに知っておく必要がある」と訴えていました。

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<番組概要>番組名:モーニングCROSS放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/morning_cross/番組Twitter:@morning_cross