TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月〜金曜7:00〜)。1月11日(月・祝)放送の「オピニオンCROSS neo」では、プロゴルファーでゴルフ解説者のタケ小山さんが今夏開催予定の“東京オリンピック”について述べました。

◆東京五輪は、真のレガシーになりうるのか?

大相撲初場所は新型コロナウイルスに感染した影響などで休場する力士がいるなか、観客を入れて取組が行われました。初場所を前に日本相撲協会は力士や親方、行事や全相撲協会員を対象に緊急PCR検査を実施。緊急事態措置の要請に沿って、今場所の観客の上限を5,000人以下としています。

大相撲は初場所にあたり安全を担保しながら開催しましたが、その他にも現在はスポーツイベントの開催について多くの議論がなされています。そんななか、やはり注目すべきは今夏に開催を控える東京オリンピック・パラリンピック。この日はその現状、問題点についてタケさんは言及します。

まず、オリンピックの参加者は選手だけでも大相撲の10倍以上となる約1万1,000人。その他にもPCR検査の対象となる方は多く、大会ボランティアは前回のリオ大会では約7万人で、東京もおそらく同等程度となる見込み。

また、メディア関係者の人数は推定2万6,000人。そして観客は当初、東京都とオリンピック・パラリンピックの実行委員会が出した資料にあった数字は720万人。この観客に関してどうするのか、今は大きな問題になっています。

1月11日時点で、1都3県で2月7日までの緊急事態宣言が発令されていますが、3月25日からは聖火リレーがスタート。この日程に対し、「無理矢理でもオリンピックに向かっていく雰囲気がある」と示唆する一方で、「それが僕の意見ではなく、観客となるみなさんがどう考えるのかが大事」と言います。

総じてオリンピック開催にあたってタケさんは、世界中から多くの人が集まることが予想されることから、「安全、かつレガシーになり得るかどうかをもう一度考える時期にきている」と訴えます。

MCの堀潤は、かつて新国立競技場をどういうものにするのか、当時の関係者から話を聞いた際には「新しいメディアの中心地となり、最新のテクノロジーを使ってそれまで体験できなかったようなオリンピックを作る。それがレガシー」と言っていたとか。しかし、それが今や予算は膨らみ、新型コロナという有事にも対応できず、「とんだ負のレガシーを作ってしまったんじゃないか」と悲嘆します。

これにはタケさんも同意し、「当初の予算と最終的にかかった費用が最も跳ね上がってしまったオリンピックというレガシーを手に入れることができるかもしれない」と思わず皮肉が。

起業家で実業家の椎木里佳さんは「(2024年のパリオリンピックと)合同でやってもいいかなと思う」と提案。さらには「従来のやり方では開催できないと思う。何かしら新しい方法を考えていかないと」と危惧します。

一方、キャスターの宮瀬茉祐子が注視するのはワクチン問題。海外から数多くの選手が入国、大会に参加する上でワクチン摂取が必須となると「これもまた1つの議論になって、時間がかかるのかなと思う」と憂慮していました。

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<番組概要>番組名:モーニングCROSS放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/morning_cross/番組Twitter:@morning_cross