東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週金曜12:29〜)。「大使館★晩餐会」のコーナーでは、3週にわたりインドネシア共和国大使館を特集しました。

◆重厚感溢れる公邸にビックリ!

インドネシア共和国の人口は、日本のおよそ2倍にあたる約2億6,000万人。1万3,000以上の島々からなる面積は約200万㎢。日本のおよそ5倍の広大な国土には、約300もの多種多様な民族が暮らし、手つかずの自然がある一方で、著しく経済成長する巨大都市も存在します。

番組スタッフは、そんなインドネシア共和国大使館公邸へ。笑顔で出迎えてくれたのは、特命全権大使のアリフィン・タスリフさん(※2019年10月取材)。インドネシアの伝統衣装・バティックを身に纏った大使は、「特別な招待を受けたとき、そして特別なゲストを招くときに着ます。今日はあなたです」と番組スタッフを招き入れます。

大使によると、重厚感溢れる公邸は1936年に建てられ、最初は日本人の有名な実業家が所有していたとか。

その後、1960年代の初めにインドネシア政府がこの屋敷を引き継ぎ、「当初ここは公邸ではなく、大使館として使っていたんです。日本との国交は1958年から始まり、1960年代半ばにはこの屋敷の隣に、新しく大使館のビルを建てました」と大使は説明。

インドネシア王宮の雰囲気が漂う開放感のある中庭に、番組スタッフは思わず息を吞みます。

◆“地上最後の楽園”ラジャ・アンパット

中庭には、ガネーシャの象の石像が鎮座。大使は、「(ガネーシャとは)教育と薬の神で、本と杯に入った薬を手にしています。バリ島のヒンズー教の神です。我が国にはイスラム教、カトリック、仏教など多くの宗教が存在しますが、1つの国家にまとまっている」と言います。

またインドネシアは、宗教に限らず300を超える民族、さらに400以上の言語が存在するだけに、どうやって国を1つにまとめたのか伺うと、「1928年に若き国のリーダーたちが話し合いを持ちました。そこでインドネシアを1つにまとめること、1つの言語に統一することが宣言された。言葉は非常に重要ですから、学校で子どもたちに言葉を教える教育者への教育から始めたのです」と話します。

インドネシアと言えばバリ島が有名ですが、そのほかにもとても美しい場所がたくさんあるそうで、大使が特におすすめしていたのは「ラジャ・アンパット」。ここは、“地上最後の楽園”と言われる大小1,500を超える島々からなる群島で、インドネシア観光局のWebサイトでも紹介されています。

◆インドネシア料理に舌鼓

番組スタッフは、大使公邸でインドネシア料理をご馳走になることに。ゴージャスなテーブルには、ブブルアヤム(鶏のおかゆ)、ナシゴレン、ソトアヤム(鶏のスープ)、サテなど伝統的なインドネシア料理がズラリと並びます。

スープ好きの番組スタッフは、早速ソトアヤムから味わいます。これまで、さまざまな大使館で各国自慢のスープを食してきましたが「『大使館★晩餐会』ランキング、たった今1位が塗り替わりました!」と満面の笑み。続いて、ナシゴレンを口に運ぶと「これこれ! 美味しい!」と大きく頷きます。

これらの料理の腕をふるったのは、女性シェフのデアさん。番組スタッフからの「とても美味しいです!」との言葉に笑顔がこぼれます。「若いシェフだったので驚きました」と大使に感想を告げると、「彼らは若いだけでなく、ホテルやレストランでの仕事の経験も浅かった。ですが、若い人たちには経験の場を与えなければならないんです。4人選んで、日本に連れてきました」と話していました。

なお、番組取材を招いてくれたタスリフ大使は、先日大使を退任。現在は、本国インドネシア共和国に戻り、資源エネルギー大臣に就任されたそうです。

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<番組概要>番組名:明日どこ!? DX放送日時:毎週金曜 12:29〜12:55 「エムキャス」でも同時配信※再放送 翌週火・木・土曜 23:00〜23:30 <TOKYO MX2>番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/asudoko/番組Twitter:@asudoko_dx