TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月〜金曜7:00〜)。5月22日(金)放送の「スペシャルCROSS」のコーナーでは、フリーアナウンサーの笠井信輔さんが悪性リンパ腫の闘病生活について話しました。

◆ネットのつながりが闘病中の大きな励みに

“血液のがん”と言われる悪性リンパ腫から、見事5ヵ月ぶりにテレビ復帰を果たした笠井さん。闘病生活はコロナ禍とも重なりましたが、「血液のがんの病棟は一番無菌状態。守られているなかでの入院生活だったので、コロナに恐ろしくなることはなかった。むしろ、みなさんの生活ぶりを観ながら、外のほうが大変なんじゃないかと思うことがよくあった」と言います。

とはいえ、闘病中は抗がん剤の副作用がつらく、「鉛を飲んだような感じで何もやる気がおきなくなることもあった」と振り返ります。ただ、そんなときに勇気づけられたのが自身のInstagramやブログに寄せられた励ましの言葉で、「一つひとつが、涙が出るぐらい嬉しかった」と感謝の言葉を述べる笠井さん。半年にも渡る入院によって自分は忘れられてしまうのではないか、という不安もあったそうですが「ネット上でのつながりがこれだけ生きる力になるのかということ、良い方向でのネットのつながりとはこういうことなんだと改めて思った」と語ります。

ちなみに、退院時は緊急事態宣言中で、当時の笠井さんは免疫力も常人の半分程度。コロナに感染したら重症化してしまう可能性が高いだけに家族などからは「退院しないほうがいいんじゃないか?」と心配されたものの、コロナが怖いから入院延長というわけにはいかなかったそうです。

◆闘病生活にも大きな影響を与えるコロナ禍

女性特有のがんに直面する人のためのサポートコミュニティ「一般社団法人ピアリング」の調査によると、コロナに際して「大きく影響を受けている」もしくは「影響を受けている」と答えた人は約3割。その内容は、治療や検査の遅延、通院予定を遅らせた人が相当数いたそう。

また、笠井さんのような長期入院患者よりも、通院しながら抗がん剤治療や放射線治療を受けている人や経過観察中の人は多く、「コロナの恐怖のなか、それでも検査に行かないといけない状況。治療を遅らせている人もいて、ともするとそれが手遅れになることも」と実体験から得た不安の種を語ります。

ただ、なかにはオンライン治療に切り替えた人もいたそうで、今後はさらにそういったシステムが進むことを望みつつ、「コロナって本当にいろいろなところに影響を及ぼしているなと、がんになって思った」と笠井さん。

ここでキャスターの宮瀬茉祐子から、「医療従事者の人たちはどう見えたのか」という質問が。すると「最善の注意を払い、我々にうつらないように、自分たちにもうつらないように頑張っていた」と笠井さんは返答。しかし人手不足は深刻で、それも含め「病院内には緊張感が走っていた」と話していました。

◆笠井さん絶賛の想像を絶するアクション映画

笠井さんと言えば大の映画好きとして知られ、「モーニングCROSS」でも数多くの作品を紹介してきましたが、最後に自粛生活に最適な映画を紹介。それはNetflixで公開されたばかりのアクション映画「タイラー・レイク −命の奪還−」です。

クリス・ヘムズワースが主人公のこの作品は、誘拐された麻薬組織のボスの子どもを救う話で、「想像を絶するアクション」と笠井さんは大絶賛。「今後はこれがアクション映画の1つの基本になるんじゃないかっていうぐらい新しくて、凄まじい。鬱々としている方はぜひとも観ていただきたい!」とおすすめしていました。

番組では、視聴者に「1ヵ月以上の入院生活をしたことありますか?」というテーマで生投票を実施。結果は以下の通りです。

◆1ヵ月以上の入院生活をしたことありますか?ある……921票ない……2,658票

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<番組概要>番組名:モーニングCROSS放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/morning_cross/番組Twitter:@morning_cross