TOKYO MX(地上波9ch)の情報バラエティ生番組「5時に夢中!」(毎週月〜金曜 17:00〜)。8月27日(木)放送の「中瀬親方のエンタメ番付」のコーナーでは、新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんがおすすめのエンタメ作品を番付形式で紹介しました。

【“中瀬親方”による8月のおすすめ作品】

◆関脇漫画「ひとりぷれい」火鳥 著(ワニマガジン社)

どんなものでもアナルに吸収することができる、おしりLOVEオジサンの後崎歩里雄(しりざき ほりお)が繰り広げる異次元ヒップアドベンチャー。

中瀬親方のコメント「テレビで紹介していいのかどうか、ギリギリの内容なんですけど(苦笑)。西原理恵子さんから『声出して笑ったから、読んでみて』ってLINEが届いたので、美容院で読んでいたら面白すぎて声が出てしまって……“無理!”ってなって途中でリタイアするほどでした。

後崎はおしりに異物を入れることはできても自分で取り出すことができないので、毎回肛門科に行ってお医者さんに取り出してもらうんですけど、“バディもの”のような雰囲気もあるくらい、このお医者さんとも素晴らしいコンビで(笑)。後崎のおしりに爆弾を詰めて、宇宙に打ち上げて地球を救う“アナルマゲドン”という回があったり、おしりにいろいろなものを詰めて戦いを繰り広げる“アナリンピック”だったり、とにかく毎回笑えてくだらないネタのオンパレード。

あまりに下品で、人に薦められないんですけど、これを読んだ人は私の気持ちがわかってくれると思います(笑)。涙を流して笑えます!」

◆大関書籍「番号は謎」佐藤健太郎 著(新潮社)

私たちの生活を取り囲むあらゆる番号の起源や裏事情などを調査。数字の魅力に取りつかれた著者・佐藤健太郎さんによる、面白くてためになる番号の世界が満載。

中瀬親方のコメント「私は番号フェチで、ロト6(LOTO6)やナンバーズも買うし、番号にものすごく興味があるんです。だから、この本が出ると聞いたときに飛びついて読んだんですけど、番号って自分の身の回りにあふれているじゃないですか。マイナンバーもそうだし、携帯電話の番号や住所(の番地)とか、野球やサッカーを観ていても背番号があったり、電車のホームも何番線ってあったり……そういった番号にまつわるいろいろな“薀蓄(うんちく)”が山のように載っていて面白い。『ウルトラマン』のM78星雲の裏話やさまざまなジャンルに存在する欠番の秘密、国道には100号線がなぜないのかなど、人に話したくなる話が盛りだくさんです」

◆横綱映画「異端の鳥」10月9日(金)より全国ロードショー

人はなぜ異質な存在を排除しようとするのか。戦争と人間の本性に迫る、美しくも残酷なヴァーツラフ・マルホウル監督が放つ衝撃作。

中瀬親方のコメント「ホロコーストから逃れて疎開してきた主人公の少年はすごい迫害を受けて……そのトラウマ級の体験は観ていられないほどで、昨年のヴェネツィア国際映画祭では、上映中に退出者が続出したほど。私ですら、目を覆いたくなって、耐えられないシーンがいくつもあった。でもそんな壮絶なシーンの先にはスタンディングオベーションが待っている。

“生きていることって何だろう”“生きるとは、こんなにキツイことなのか”というほどの残酷さを持ち合わせていて、少年はあまりのショックに言葉も名前も失っていくくらいの体験をするんですけど、そこで彼が見ていく人間の生と死……最後はちょっとだけ光が射すようなシーンがありますが、全編とにかく重苦しくて。

俳優陣も、ハーヴェイ・カイテルやステラン・スカルスガルドとかがすごくいい味を出しています。主人公の少年(ペトル・コトラール)は、監督が素人さんに一目惚れして抜擢しているんですけど、少年の目だけの演技、『異端の鳥(原題:THE PAINTED BIRD)』というタイトルにもなっているペンキを塗られて飛ばされた鳥の宿命とか、このシーンがとても美しくて、映画史に残るすごい作品を観たなという思いでいっぱいでした。ぜひ観てください!」

中瀬さんが推す3作品、ぜひチェックしてみてください! 毎月最終木曜日に発表するこのコーナー、次回9月のエンタメ番付は、9月24日(木)にお届けする予定です。お楽しみに。

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<番組概要>番組名:5時に夢中!放送日時:毎週月〜金 17:00〜17:59 <TOKYO MX1> 「エムキャス」でも同時配信(地上波放送エリアを除く)メインMC:ふかわりょう(月〜木)、原田龍二(金)アシスタントMC:大橋未歩(月〜木)、ミッツ・マングローブ(金)番組Webサイト: https://s.mxtv.jp/goji/番組Twitter: @gojimu番組Facebook:https://www.facebook.com/5jinimuchuu