吐き気、抑うつ症状も? スマホの長時間使用で起きる“VDT症候群”

TOKYO MX(地上波9ch)のワイドショー生番組「バラいろダンディ」(毎週月〜金曜21:00〜)。11月29日(木)放送の「無病息災!バラいろ健康学会」のコーナーでは、産婦人科医の丸田佳奈先生が“VDT症候群の予防と対策”について解説しました。

VDT症候群とは、パソコンのディスプレイやスマートフォン(以下、スマホ)などの表示機器を長時間使用することが原因で、目や体や心に生じる症状のことです。別名、IT眼症、テクノストレス眼症とも呼ばれます。

主な症状は以下の通りです

◆症状
目……ドライアイ、充血、視力低下(スマホ老眼)、眼精疲労、眼痛など
体……頸肩腕症候群、自律神経失調症、頭痛、吐き気など
心……食欲減退、イライラ、不安感、抑うつ症状、睡眠障がいなど

丸田先生によると、VDT症候群を引き起こす原因としては「ブルーライトの影響が大きい」とのこと。
通常、目で見た情報は、脳の後部にある後頭葉で処理されます。しかし、ブルーライトは視覚情報以外のものとして全身に伝わるとされ、全身的・精神神経的に影響を与えると考えられています。そのため、ブルーライトを浴び続けると、体内時計の乱れや角膜や網膜の障がいを引き起こす可能性があり、前述で挙げた目、体、心の症状などにもつながります。

VDT症候群は誰にでも起こり得るものですが、自律神経失調症や肩こり、頭痛といった症状は女性のほうが起こりやすいという報告も。さらに、最近では小児でも増加しており、問題視されているそうです。
2017年に内閣府が実施した「青少年のインターネット利用環境実態調査」のデータによると、小学生の5.1%、中学生の11.6%、高校生の26.1%が、平日に1日5時間以上ネットを利用しているという結果が。丸田先生は「子どもは、大人よりも角膜や網膜に障がいを受ける可能性が高い。親御さんは注意する必要がある」と話しました。


VDT症候群を予防するための対策は、主に3つの要素があるとのこと。

(1)環境
・室内と画面の明暗の差を少なくし、画面に入る太陽光は遮る
・加湿器の使用など、室内の乾燥対策をする
・反射防止型ディスプレイを使用する
・ブルーライトを減らすフィルムやソフトウェア、カット眼鏡などを使用する
・ディスプレイの位置、前後の傾き、向きを調整してグレアを防止する

(2)作業時間
・連続作業時間は1時間以内。間に10〜15分の休止時間をとる
・連続作業時間内にも1、2回の小休止をする

(3)作業姿勢
・椅子に深く腰をかけて、しっかりと背中を背もたれに当て、足裏全体が床に接した姿勢をとる
・画面から40cm以上の視距離を確保する
・ディスプレイは画面の上端が目の高さと同じかやや下になる高さに調整する

皆さん、実践してみてはいかがでしょうか?

木曜コーナーの「無病息災!バラいろ健康学会」は、次回12月20日(木)に放送予定です。ぜひご覧ください。

※この番組の記事一覧を見る

<番組概要>
番組名:バラいろダンディ
放送日時:毎週月〜金曜 21:00〜21:54
メインMC:蝶野正洋(月〜木曜)、島田洋七(金曜)
アシスタントMC:阿部優貴子(月〜木曜)、関谷亜矢子(金曜)
月曜コメンテーター:倉田真由美、勝間和代、武井壮、苫米地英人(隔週)
火曜コメンテーター:玉袋筋太郎、内山信二、安東弘樹
水曜コメンテーター:湯山玲子、室井佑月、遠野なぎこ、大竹まこと(月1)
木曜コメンテーター:梅沢富美男、ナジャ・グランディーバ、ダイアナ・エクストラバガンザ
金曜コメンテーター:水道橋博士、金村義明、ライムスター宇多丸、前園真聖(隔週)、デーブ・スペクター(隔週)
バーディ:清水綾乃(月曜/12月)、立花胡桃(火曜)、梅宮アンナ(水曜)、橋本マナミ(木曜)、井上咲楽(金曜)
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/barairo/
番組Twitter:@barairoMX


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